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第73話

キッチンで俺が買ったエプロンを着け始めた香坂を呼ぶ。 「香坂、ちょっと話がある」 「はい、何ですか?」 エプロンを着けて隣に座るのを確認し 「この間、佐藤と昼飯を食べた時に聞いたが…合コンの時、女に寄り掛かって寝てたらしいな。どう言う事だ?只でさえ俺の前で合コンに行くって言うのは、浮気しに行きますって言ってるようなものなのに、説明してもらおうか」 わざと腹が立ってる風に言ってみた、どう出るか見ものだ。 「……えっと、すみませんでした。課長の彼女の事で悩んでて寝不足だったので…酒も入って気が付かないうちに寝てたみたいです。でも、直ぐに電話なってたよって起こされたので、そんなに時間は経って無いと思いますけど…」 直ぐに謝る所が素直だが、今日はお仕置きするつもりだから直ぐには許さない風を装うとするか。 「ふうん…ま…彼女居た.居ないは、俺も誤解を招くような曖昧な感じがあったし、それは居ない事で香坂の事を話したと解決したよな」 俯き「…はい。でも佐藤さんに合コンはもう行かないと言いました」 反省してるようで可哀想な気がするが 「行かないのは当然の事だが、佐藤に言ってくれたのは嬉しいかったが、隙を見せて女に寄り掛かって寝る事とは別の話だと思うが…それに佐藤の話では、可愛いって頭撫でられてたらしいじゃないか?」 上目遣いで「撫でられてたのは、知らないです。不可抗力です……どうしたら許してくれますか?」 シュンとして上目遣いで様子を見る仕草が、可愛く思わず抱きしめたくなるが、この先の楽しみの為に我慢し「ん…そうだなぁ…」考える振りをし既に考えていたお仕置きを口に出す。 「お仕置きでもするかな?悪い事したらお仕置きするのは当たり前だしな」 予定通りに事が運んでニヤけそうになるのを我慢する 「えっ…どんなお仕置きですか?痛いのとかは嫌なんですけど…」 SMの事を言ってるのか?もしかして願望か?まさかな、香坂に限ってそれは無いな。 「痛い事するのは俺の趣味じゃないから安心しろ…ま…嫌でもやって貰うからな。ちゃんと反省してるなら俺のお仕置きをのむ筈だから」 ニヤリとする。 俺の顔を見て嫌な予感してるらしく 「な、な、何ですか?」 「香坂が1番懲りる事は、恥ずかしい事だろ?ん……そうだ、裸エプロンはどうだ?折角、今エプロンしてるしな、その格好で夕飯作るってのはどうだ?」 少し難易度を上げておく。 「ええぇ、無理、絶対に無理です。嫌です」 頭をブンブン振るから相当嫌なんだろう、少し難易度を下げ 「嫌でもやって貰うって言ったが…そんなに裸エプロンが嫌なら下だけ脱いでエプロン付けるのはどうだ?上の服であまり見えないと思うが、これ以上は譲歩しないからな」 如何にも譲歩してやったと思わせる言い方をし、これで落ちる筈だと確信する。 「……解りました。上は着てて良いんでね……それで課長が許してくれるなら…」 顔を真っ赤にして渋々了承したらしい。 「香坂の誠意を見せて貰う。お仕置きが終わったら、この話は不問とするから安心しろ」 お仕置き半分.楽しみ半分で予定通りの展開にニヤニヤする。 キッチンに行こうとする香坂に 「ここで、下脱いで行けよ」 「……やっぱりやらないとダメ?」可愛いく懇願するが「お仕置きだからな」心を鬼にして突っぱねる。 「……解りました…」 デニムパンツを脱ぎ手が止まる。 「……。」 「全部だぞ」 許してくれそうに無いと解ると 「もう、解りました」 ヤケになり一気に下着を脱いで見せる。 「課長、これで許してくれますか?」 開き直ったみたいだ。 「まあ、半分だな。その格好で夕飯作って貰うから、今日は何を作ってくれるのかな?」 「課長、スケベ親父みたいですよ……本当はシチュ-と思ったんですが、ご飯炊くの忘れてたのでパスタでいいですか?」 嫌味と律儀な答えに 「香坂の作るものなら何でもいい」 「…じゃあ作りますから、課長はゆっくりしてて下さいね」 下半身裸でエプロン着けて、長めのシャツの裾を引っ張りながら、お尻を隠すようにキッチンに向かう姿がなんとも可愛い。 これからの時間を考えると顔が緩みっぱなしになる。 俺もキッチンが見える所に移動し、香坂の動く度にチラチラとシャツの裾から下尻が覗く。 スパを茹でる鍋を取り出す時にも、屈んで冷蔵庫から野菜を取り出す時も…動く度に見える下尻、その度気にして後ろの裾を引っ張っている、俺の目線も気になるのだろうが。 可愛い仕草と恥ずかしそうな顔、チラチラ見える下尻、全裸よりチラッと見える方がエロいなと考え、俺はニヤニヤと視姦して楽しんでいた。

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