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第101話 R18
「はぁはぁ…うっ…いぐぅ…はぁはぁうぐっ」
腰をグラインドし、もう何回めか解らない白濁を中に撒き散らした。
「はぁはぁ…ふうぅ…はぁはぁ」
もう体力も尽きた。
ミキは既に意識を飛ばしている。
今日は飛びそうになると引き戻しを繰り返し、相当疲れた筈だ、明日は足腰立たないだろう。
そうなったらそうなったで、ミキを構う楽しさもある
あれからセックスに持ち込み今日はいつもより優しく出来なかった。
「もう、無理」というミキを何度も抱いて、ミキが俺の者だと自分にもミキにも解らせるように抱いた。
ヤキモチと少しの不安だろうと自己分析する。
自分でも、こんなにヤキモチ妬きだとは思わなかった
今まで相手が何してようと全然気に成る事は無かったからだ。
初めて感じる感情に厄介だと思う反面、それ程愛してると思った。
疲れた顔に涙跡、それでも憂いがあり美しさを感じる顔を見て
「可哀想な事をしたな。明日は嫌って程、甘やかすから勘弁してくれ」
意識の無いミキの頭をぽんぽんし、独り言を言って抱きしめた。
「あたたたっ…痛い」
聞こえた声に起きたなと思い寝室に向かう。
「ミキ、おはよう。ん…大丈夫か?」
「……伊織さん、大丈夫なわけないでしょうぉ、動けない」
両手を出す。
ミキの意図は解っていたが、言葉に出して欲しいから「ん…何だこの手?」ニヤリ。
「ん、もう…抱っこしてってぇ」
可愛い。
「解った、解った。可愛い奥さんの頼みだ。ほら、良く掴まってろよ」
お姫様抱きしソファに座らせる、序でにクッションを腰に当てて置き
「パン買ってきたから一緒に食べよう。今、コ-ヒ-入れる」
朝食兼昼食を食べ、俺は午後2時間程、書斎に篭り仕事をし、ミキはアクセサリ-の本を見たり籠バックをスマホで調べて過ごしていた。
「切りが良いから、今日は終わりにするか」
書斎を出てリビングに行くとミキがソファで寝ていた。
起こさないように隣に座り膝枕をし、頭を撫でてやる。
「本当に起きてても寝てても綺麗だ、イヤ美しい顔をしている」
暫く撫でていたが、テ-ブルにミキが書いたと思われる籠バックのデザインがあった、それを手に取り見て「へえ、中々いいな」ミキのセンスの良さが出ていた
それをそぉっと元に戻し、ミキの見ていた雑誌を見ているうちに俺もウトウトし寝ていた。
良い匂いで目が覚めるとミキはキッチンにいた。
「おい、ミキ、大丈夫か?無理するな。出前でもいいんだから」
「起きたの?もう、大分動けるようになったから、買物して無いから簡単なものしか出来ないけど、もう出来るから」
少し待っていると野菜たっぷり焼きうどんとス-プが並べられた。
「おっ、美味そう。目玉焼き乗せたのか、早速いただきます」
「2度味が楽しめるかと思って、いただきます」
「美味い。目玉焼きの黄身潰すと甘くなるな。美味い」
美味しそうに食べてくれると作った甲斐がある。
「ああ、腹がいっぱいだぁ。ミキは料理上手だな」
「そうでも無いですよ。だって本当にある物で作る簡単な料理が多いです。少しレパートリー増やさないと」
「今のままでも充分だ。俺が太ってしまう。ミキに嫌われてしまうからな」
「俺はどんな伊織さんでも大好きです」
頬を染めて話す姿が可愛い。
そこからはイチャイチャタイムで過ごし、風呂は一緒に入り、ミキの体に無数のキスマ-クを見て、少しやり過ぎたかと思い今日は我慢するかとミキの体と頭を洗って湯船で、少しイチャイチャしたのが、俺には拷問に近かった。
髪を乾かしてやり、ふわふわの髪にキスして「もう、寝るか」ベットに入る。
風呂場でミキの体を見て自重するつもりだったが、やはり目の前にミキがいて黙って寝れるわけが無い。
もう、既に俺のモノは反応していた。
「ミキ、眠いか?」
「昼寝しちゃったから……寝れ無いのなら、お話でもします?」
「…話もいいが明日でいい。ミキ、昨日無理させたから今日は自重しようと思ったが無理だ。ミキ、1回だけ付き合ってくれ」
返事は聞かず、その気にさせるように直ぐに唇を奪い、舌を捻じ込み絡ませる濃厚なキスを仕掛けた。
唇を離すと「はぁはぁ…伊織さん…お風呂場では、そんな感じ無かったから…はぁはぁ…俺も伊織さんが欲しい…」
唇を重ねてミキの方から積極的なキスをされた。
俺だけじゃない、ミキも俺を欲しがっていたと嬉しさで、どうにかなりそうな位、舞い上がった。
「…ミキ…」
それからは長い濃密な夜を過ごした。
1回で終われるわけが無く、結局3回やってしまった。
また、ミキの体には無数のキスマ-クが散った。
ミキの体は消えそうになると、また付けるからいつも白い肌に赤い花びらが散っている。
その赤い花びらをなぞりながら
「また、見せられ無い体になったな」
俺はミキの体にある俺が残したキスマ-クが、俺の精神安定剤だ、俺はそれを見ると安心する。
その反面消えそうになると少しの不安が湧いてくる。
ミキが前に「伊織さんにしか見せない」と言ってくれた時は凄く嬉しかった。
だから俺はミキの体に無数の花びらを散らせる「俺の者だ」という証。
そして俺の方にも必ず1つか2つ、ミキはキスマ-クを残す「俺の者」って言いながら。
そんな事をするミキが愛しくて仕方ない。
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