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第125話 R18

何度か唇を親指でなぞっているとミキは俺の親指を舌で舐め遊び始める。 それが俺を煽ってるとも知らず、天然なミキには解らないんだろう。 「そう言えば、ビ-チグラス見つけるのは俺の勝ちだったな?」 「そうだけど、急にどうしたの?」 「負けた方が勝った方の言う事何でも聞くんだったよな?」ニヤリと笑う。 俺の顔を見て嫌な予感してるのか。 「何?できる事と出来ない事あるからね」 「大丈夫、ミキができる事だ」 「………」 無言になるミキ、この状況でH絡みだとは流石に解るようだ。 「ミキのこの可愛い口の中に入れたい、だめか?」 一応、お伺いを立てる。 「………」 無言か。 恥ずかしがり屋のミキだから、やはりだめかと思ったが 「……やった事無いから、上手く出来るか解んないけど…」 「はあ、やった事無いのか?」 目を見開き驚いた。 男と付き合っていたのは知っていたから、当然経験あるだろうと思っていたが、嬉しい誤算だった。 「…だってぇ、今までは求められた事無いし、やって貰うばかりで……」 ミキの言葉に少しムッとし嫉妬する。 ミキは素直過ぎるのか時々、無神経に過去の男達の事を匂わす事を言う時があるが、今回はミキの初めてがある事の方が、嫉妬より嬉しさが上回る。 嬉しく緩む顔で話す。 「俺が教えてやるから」 「……初めてで上手くできなかったら、ごめんなさい。伊織さんが求めるならしたい」 「そうか、ありがとう」 ミキの健気な言葉が嬉しく頭をぽんぽんする。 「じゃあ、俺の前で跪いてくれ」 素直に従い跪く。 目の前の俺のモノを凝視しているから 「あんまり見るな、照れる。俺がいつもやって自分が気持ち良かったと思う事をすれば良い」 「……どうすればいいの?」 「まずは、手を軽く添えて舌を出して舐めてみろ」 舌を出しペロペロ舐め始めるが、子猫が舐めているようでくすぐったい。 上目遣いでチラチラ不安そうに俺の様子を伺いながら舐めている姿が何とも可愛い。 それが俺を煽るとも知らずに 「舌全体を使って下から上に舐めてみろ、鬼頭の周りや裏筋もな」 ベロベロ舐め鬼頭や裏筋も舐める素直さに教え甲斐がある。 「玉袋も触るんだ。いいぞ、なかなか上手だ。口を開けて咥内に入れてみろ」 舐めるのを止め口の中に入れるが、半分も入れられない。 「根元を手で扱き、もっと喉を開いて入れてみろ」 口を大きく開いて頑張って、頬張ってる姿を見て、唯でさえデカイのにググッグッと大きくなる自分のモノに苦笑する。 「あふ、大きくひないで」 咥えたまま話すミキの頭を撫で 「はあ、ミキが咥えてると思うだけで気持ちいい、逝きそうになる」 俺が話すと頭をゆっくり前後に振るが、歯が当たり本当に初めてなんだと下手さに嬉しくなり微笑む 「歯が当たる、唇を窄ませ唇で扱き中で舌を使うんだ」 「ふぇたで、ごめんなしゃい」 上目遣いで話すミキが愛しく 「初めてなんだ、これで上手かったら俺はドン引きだ。大丈夫、これから上手くなる。俺が教えてやる」 「ふぁい、伊織しゃんに気持ち良くなってほひいかりゃ教えてくらさい」 口を離して話す事も、もしかして知らないのかも知れないなとくすぐったいが、それがまた愛しさが増す。

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