210 / 275
第210話
「別にお前に男らしさとか求めてないけど」
「丸刈りは流石に嫌だから、ベリーショートくらいに…」
「良いんじゃね?髪短いコウジも可愛いかも…それに他の奴誘惑しにくくなるかもだし賛成!賛成!短くしろよ!」
「え、短くてもいいの?」
「どんな髪型したってコウジなんだから別に変わらねーよ」
「あぁそう…」
やれと言われるとなんだか、やりたくなくなるのが心情、瞬助のいいなりにはなりたくないから…
瞬助にダメージないなら意味ないかな。
「切る前に今のうちに触っとこ」
瞬助は耳元で囁きながら、後ろ髪を首筋から上にさわっと手で撫でてくる。
「っひゃ、やめて!」
触れられた瞬間ぞわぞわっとして、瞬助の手を慌てて避けるが…
「え?コウジ、もしかしてココ弱い?」
面白がってさらに触ろうとしてくる。
「や、もう髪切らないから触らないで!」
「そんな反応されたら触りたくなるだろー」
うつ伏せの状態から、逃げようとするコウジの背に跨り、上から両手を抑えて、後ろから首筋生え際を舐めてみる…
「ァッ、やだ、ちょっと!」
抜け出そうと上体を起こしてみるが、腰を瞬助の足にしっかり挟まれて抜け出せない。
そうこうしていると脇からパジャマの中に左手を入れてきて…
「ぁッ…待っ、ん!」
「乳首たってんじゃん、感じてる?」
コウジの胸の突起を指で擦り摘みながら、さらに首筋中央から生え際まで舌でなぞり攻めていく。
「や、ァ…ダメだって、そこ、も…っ」
瞬助にソコを繰り返し触れられると、ゾクゾクしてコウジの中心も熱を持ってしまい、呼吸があがる。
ともだちにシェアしよう!