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第213話
「すげぇ好き…ハァ、」
そうして、露わになった素肌へ、瞬助はコウジの右乳首を舌で転がし吸い付きながら、右手でもう片方の乳首を攻めて優しく抓り、さらに左手でコウジの敏感な場所、首筋生え際をなぞりながら、再び激しく腰を胎内を振り突き上げていく。
「ひァ、だめッ、ァあ!いくッいっちゃう、ァ!」
ナカを奥まで突かれ、三方向から同時に刺激を受けて身体が震える快感に堪らず悶えるコウジ。我慢できずびゅぴゅっと精液を散らす。
「ッ、ハァ、ん、やば、出るッ」
さらに収縮するように胎内から締めつけられなんとも言えない快感に瞬助も熱い迸りをコウジのナカへ注ぎ込む。
「ハァ…気持ち良過ぎ、」
やや放心状態のコウジにキスをして、ひくひくナカの細動を感じ緩く擦りながら、余韻を味わう瞬助。
瞬助もコウジも呼吸は荒いが、少しずつ落ち着きながら…
「ハァ、ちょっと、抜いて…」
息をついて頼むコウジ。
「なんで?」
「喉乾いたから」
首筋を攻められたことでいつもより感じまくってしまい、すでにお疲れ気味のコウジ。
もう終わりにしてほしいのだが、瞬助は俄然ヤル気満々な様子。
「オッケー、」
そっとナカから退ける塊。
「ん、ハァ…」
その動きにも震える。
「ほいお水!」
そして汲んでおいた水をとって渡す。
「ありがと」
身体をテッシュで拭い、ずらされたズボンと下着を履き直して水を飲む。
「コウジの新しい性感帯見つけたから攻めのバリエーションが増えそう」
何やらポソッと呟く瞬助。
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