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第221話
「ハァ、ん…瞬」
息を吐きながらも、内側に無視できない熱がこもり、ジンジン痺れて、再び奥を突いて欲しいという欲求が自分のナカに沸き起こるのが分かる。
終わりにしないと、いけないのに…
身体が求めて…
こんな自分知らない…
けど、
「瞬助…」
湧き起こる欲には勝てなくて…
「ん?」
「もっと奥に…」
「え?」
「瞬助が欲しい…」
そう呟いていた。
「…ッ、コウジ、やべ、マジ鼻血でそう」
まさかの言葉にドキっと心臓が震える。
いったん落ち着いた気持ちに火をつけるには充分で…
「愛してるッコウジ!」
再び熱を持った肉棒を突き刺していく。
「あ、んッ、しゅん、そこッァあ!ふ、ぁッ」
精液やら体液やらが混ざり合って、繋がった場所からは、ぬちゃぬちゃと淫らな音を奏でられている。
しばらくナカを味わったあと…
「ハァ、イイっ、コウジ」
瞬助は動きを止めて、コウジの両脚を前で合わせ曲げて、そのまま腹で抑えるように覆いかぶさり、深く浅く腰を揺さぶっていく。
「ァっ、前が、あァッ…」
脚にコウジの前が圧迫され擦れてナカとソト同時に快感が襲ってくる。
苦しいくらいの快感の波引くことはなく、さらに前を刺激されることによって、本当の射精感がせり上がってくる。
「んッ、ぁー、スゲぇ」
瞬助も、快感に息を吐き、さらにピストンを速める。
片手で乳首を攻め立て、性感帯の首筋の生え際もゆびでなぞり…キスを落としながらその色っぽい表情を見つめる。
「ぁアッ!激し、ハァ気持ち…良過ぎてッやぁ、ぁっ、ひ、ぁあッも、ッ!出ちゃうッ!!」
口を閉じるのも忘れるほどの強烈な快感…
びくんびくんと震え、
手足にぎゅっと力が入り、身体の痙攣とともに絶頂へ駆け上る。
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