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第237話
「ァっ、ヤダ、だめ…そんなとこ、っん!」
後ろにも指を挿入しグチグチとほぐしながら、口を前後させ快感を煽っていく。
「んっ、ふ、ンっ」
痺れる快感に背筋が熱くなり、自然と声が溢れてしまう。
片手で口を抑えて、なんとかコエを殺そうとする。
「…コウジ?」
フェラをしながらちらりと様子を見る瞬助、コウジのそれから口を離し、再び顔に近づいて、様子を伺う。
後ろを二本の指に増やし、内部から前立腺を刺激していく…
「ん、や…ンっ」
そこを刺激され、ビクビクと感じてしまう。
「…手、避けて?フェラしたからキスが嫌?大丈夫拭いたから」
口を覆う仕草をキスが嫌なのかと勘違いして聞きながら、手が邪魔で表情も見えなくて、瞬助はコウジの手を避けようとするが…
「駄目、違う、ハァ、」
首を振り答える。
「何?」
「…僕が、コエ我慢できれば…」
大体聴こえた声の大半は自分だから、声を出さずにHが出来たら…
「瞬に、我慢させなくても、済むかと思って…」
練習しようとしただけ。
「コウジ…」
そんなコウジにキュンと胸がなる。
「そんなこと、考えなくていいって、コウジが楽しめないならヤったって意味ないし、俺はコエ出して欲しいし、聞きたいし」
頬に手を添え、緩く首を振り囁く。
「しゅん…」
「そんなん、気を遣われても全然嬉しくねぇから、ありのままのお前見せてくれよ、な、コウジ…」
口を抑える両手をそっと避け、そう囁いて口づけを落とす。
「ん、」
「せっかく隣、居ないんだし!楽しも!」
こめかみにキスして、再び下半身に触れ、フェラを再開する。
「瞬ッァ、駄目っ」
「大丈夫、気持ちい?」
舌で刺激を与えてコウジのソレも勃ち上がらせていく。
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