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第240話
「っん、ハァ、ハァ…」
ナカで弾けた新たな熱の感覚を感じ取りながら、余韻で痙攣するように瞬助をビクビク締め付けてしまう。
「ふー、サイコー、触らなくてもイけたな!」
久しぶりの感覚を味わいながら、激しい動きを止め、熱い息をついてコウジをみつめる。
「ハァ、コウジがエロ過ぎるからヤバイわ」
まだ息の早いコウジの唇へそっと口づけをおとす。
「ん、ぁッ」
「まだめっちゃ、締めつけてくるし…」
「瞬、ん、ちょっと…抜いて、」
コウジは瞬助の腰を手で押して頼むが…
「ん?なんで?」
首を傾げ、少し近付く為に身体を寄せる瞬助。
「なんか、変だから、ァ、ちょ、動かないで!」
「え?何が変?…つか可愛い!」
紅潮した頬で悶えるコウジが可愛くてつい溢れる言葉。
「んッハァ、イったのに、まだ…ッ」
射精したはずなのに、全然熱が冷めない…
内側が敏感になったまま、少しの刺激で快感の波が、迫り上がる感じが返ってきて怖くなる。
「ん?まだ気持ちイイってこと?」
そう緩く腰を揺らしナカを擦り付ける。
「ァ、ん!待って、ッ」
「大丈夫!きもちいーけど、でも、一回抜くわ、約束果たしてもらわなきゃだしな!」
「え?んっ…ハァ、は、」
言い終わると同時にズルリと犯された場所から熱い塊が抜けて、ようやく身体の力が抜けるコウジ。
「今度はコウジが動く番!」
ぐいっと引き起こしながら、ウインクなどをしてくるイケメン。
「っ、瞬…」
既に煽られ、脚ががくがくするコウジ、騎乗位の約束だったが、できる気がしない。
「はい!どうぞー、もちろん挿れるトコからな!」
そういうと代わりに布団へ仰向けに横になる瞬助。
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