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第243話
「ンッそう、あと腰を前後に…」
手は出さないつもりだったが、ナカの締めつけが気持ちよくて、息をついてコウジの腰に手を回しぐいっと手前に押して動きを促す。
「ん、アッ、ぁっ待っ、んン、ヤバい、からッ」
促されるまま、緩く腰を前後させ、胎内の瞬助を擦り付ける。
ゾクゾクとくる快感に熱い吐息を零しながら瞬助を見る。
「大丈夫、そのまま動いて、気持ちイイから、ハァ」
その摩擦を感じながら、コウジの左乳首を指で弄り、顔を近づけて、可愛い声を出す唇へキスを落とす。
「ハァ、ぁん、んっ、ダメっ、なかっ、アたる、ぁっイクッぃきそッぁ、」
太い塊が、前立腺をグリグリ押してきて…ぞわぞわっと熱い何かが込み上げてくる。
瞬助に乳首を捻られ、快感の電流が流れるような感覚が走り…
びくんびくんと身体が勝手に震えて…ナカを犯す瞬助をビクビク締め付ける。
「ッ、凄…コウジ、ハァ、締まるッ」
その変化を瞬助も感じとり、快感に流されないよう奥歯を噛み、熱く息をつく。
「ぁンッ、いく!ひぁ、ぁッ、気持ちいぃ、また、イっちゃう、だめっアッ、も、ィッ」
言葉とは裏腹に、自ら腰を振り、グチュグチュと淫靡な音を奏でて、快感が止まらなくなる。
そのまま、何度も絶頂を味わってしまう。
「っ、ハァ、コウジッ」
「ぁッしゅんっ、おかしくなる、僕ッ…アッぁ、でも、ソコ、気持ちイイッ、」
口を閉じるのも忘れ、甘い喘ぎ声とともに、口角から滴る涎…
前からも愛液が滴り出て…あり得ないくらい興奮が止まらない。
「っ、俺も、めちゃ気持ちイイ…最高ッ愛してる、コウジッ」
性感帯の首すじをさわさわと撫でながら…
コウジの顔を引き寄せ、熱く口づけし、深く舌を絡め合う。
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