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第43話

「こんな、強姦みたいなマネしないでッ」 「ご、強姦って…」 軽く傷つく瞬助。 「っおやすみッ」 そう怒って言うと部屋に急いで帰っていく…。 「はぁ…」 大きく溜息をついて…仕方なく風呂へ入る。 湯舟へつかりながら…考えるのはコウジのこと。 強姦って… ひでぇな…付き合ってんだろ、俺ら… コウジ… さっきまでここにつかってたんだよな、全裸で… そう思うと…内側が熱くムラムラしてくる。 「ん…コウジ」 勃ち上がったソレを自分の手で擦り…促していく。 「っはぁ、んっ、は…はぁっコウジッ」 叶えれない願いを… 外側へ解き放つ。 「ふ…は、はぁ…」 大きく息をつく… 「何やってんだ…俺、はは…」 掠れた笑いが洩れる。 なんか惨め… 俺と寝たいって思ってる女、どれだけいると思ってんだ… なのに… あいつ一人に… こんなに惚れて… 馬鹿みてぇ… 「っ…」 あきらめねぇからな…絶対。 俺にこんな気持ち味合わせて… ただて済むと思うなよ… 絶対…コウジの身体も心も俺のモノにしてやる。 そう、心に強く思う瞬助だった。 《満たされない心》終。 →《すれ違い》へ続く。

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