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第113話《3人の買い物》

次の日、瞬助の言葉通り買い物に出掛ける3人。 小柄なコウジを挟んで両脇を歩くのは… つい先日、本当の意味で恋人同士になった幸田瞬助と、小学校の頃からの親友の工藤たくみ。 いつも通り会話しながら店に入る。 とりあえず目的は指輪… 学生のため、あまりお金が使えないので安く売っているコーナーへ行ってみる。 やはり光り物の店…お客はほとんど女性たちだ… そこへゾロゾロ、男3人で入っていく。 コウジはかなり周りからの視線が気になって早く退散したい気持ちでいっぱいだったが… 瞬助は好奇心旺盛で珍しがって商品を見ている。 ここでも瞬助は目立つのか、店内にいた女子が振り返ってみている。 「見て、すごいカッコイイ…」 「恋人にプレゼントかな?羨ましい」 口々に聞こえてくる瞬助への賞賛… 「……」 いや、このひと今から男とペアリングするために指輪買おうとしてるんだよ… 現実と理想のギャップに、そう心の中で突っ込みを入れてしまうコウジ。 「とりあえず早く買って出ようよ」 隣にいる瞬助を促す。 「え?何で?」 「恥ずかしいから!」 周囲からの視線が気になって仕方ない。

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