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第129話
「っ、はぁ…っ」
「あー…まだイクつもりなかったのに…お前早過ぎ…」
息つくコウジに瞬助がぼやくように言う。
「ご、ごめん…だって、こんなこと慣れてないんだもん…っ」
謝り、言い終えて…腰を持ち上げ、ゆっくり瞬助を抜こうとする。
「でも、ま、そこが可愛いんだけど」
そう囁いてコウジを逃がさないように細い腰をクイっと引いて再び密着する2人…
「…な、ァッん!…しゅん!」
再び深く入り込んできて…
ぴくっと身体を震わす…
「これからもっと持久力つくように毎日調教してやるから安心しろ!」
そして、意味深な発言…
「はぁ!?な、なに言って…ていうか、今日はもういいでしょ」
「いいや、まーだ、今のは事故だ!」
自分がイきたい瞬間じゃなかった、と意味不明な解釈をする瞬助…
「はぁ?」
「続き!」
瞬助は爽やかに微笑んで、戸惑う可愛い唇にキスを落とし、コウジの腰を片腕で固定したまま結合が解けないよう押し倒し、ぐいっと横に向ける。
「えっ、ァっ!何っ?どうするの?」
強引な瞬助に戸惑い…慌てながらも聞くコウジ…
「今度は後ろから、四つん這いになって!」
「んっ、えっ?…もぅ、一回、抜いてよ…っァ!」
言葉途中に瞬助は小柄なコウジの身体を軽々支え、下半身をバックに持っていき引き上げる。
「両手前について、足閉じて、顔上げて…」
そう指示して体位を整える瞬助…
「っ、こんな格好…ァっ、まだ、動かないで…」
コウジはいわれるがまま、瞬助についていくが…
四つん這いになるのが少し抵抗あり…言葉を出す…
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