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第147話《いつもの朝と夜》
「…ん、」
朝日が射して…
瞬きをし、目を覚ますコウジ…
(あ…結局、今日も瞬のとこで寝てしまった…)
昨日同様、瞬助とえっちして…
疲れ果てて、眠気に襲われそのまま寝てしまった…
途中で起きて部屋に帰ろうと思っていたけど、気づいたら朝がきていた。
「お、起きたかコウジ!おはよー」
早速構いにやってくる瞬助。
優しくキスしてメガネ姿で笑顔を見せる。
「おはよ…」
「今日は寝言、言わなかったな」
そういきなり首を傾げる瞬助。
「だから言わないって…」
「毎朝って訳じゃないんだな…」
なんだか寝言を期待している風な瞬助にため息をつき、ベッドから離脱する。
「腰痛い?」
立ち上がった際に、無意識に腰のあたりに手を当てるコウジを見て聞く。
「ん?…痛くはないけど…」
昨日たくさんナカに出されてしまって、起きると少し違和感があるコウジ。
「けど?」
「……この感覚は瞬には分からないよ」
ため息をついて、その産物を処理しに行こうとするが、瞬助は納得できず首を傾げ聞き返す。
「どういうことだよ?」
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