「…は、イイ…しまる、っ」 挿入の快感に息をつき、そのまま、コウジに覆いかぶさるように身体を密着させて、シーツを掴んでいる両手を、上から抑えるように握りしめる瞬助… 首筋を舐め…吸い付きながら… ゆっくり腰を揺らして行く… 「っ…コウジんナカ、ぬるぬるのトロトロ…すげ気持ちいい…」 精液と体液が混ざり合ったナカは、瞬助が動くたび…ぐちゅぐちゅと淫らなオトを奏でながら、お互いに快感を与え続ける。 「ふ…ぁ、ン…っダメ、ぁッ!」 瞬助が後ろから突き刺すたび、コウジの勃ち上がった前が、ベッドサイドに擦られ… 痺れるような快感が押し寄せ…背を反らしてしまう。 しかし前の刺激が弱いため、射精までには至れず、腰をもじつかせるコウジ。 そのうち、後ろを犯す瞬助の動きが激しくなり… 「ぁアッ、そ、っ、ん…放してッ」 両腕の自由を奪われたまま、貫かれ、放して欲しくて首を振り訴える… 「じゃ…、足立てて…」 いったん動きを止め、身体を起こしながらコウジに言う。 「え…ッ、あし？」 促す瞬助に言われるまま、瞬助が抜けないよう締め付けながら… ゆっくり片足ずつ立ち上がり、ベッドに両手を着いた状態になる。 「ァ…ん、…はぁ」 すると、瞬助はコウジの細い腰を支え、立ったまま後ろからパンパンッと打ち付けるように犯しはじめる。 「あァっッ、しゅん…キツ、ぃ…あン！」 激しい動きに加え、片手でコウジの前を握り、扱いてきたので… 堪らず悶え、肘と膝を伸ばしていられず、ガクッと崩れる。 「コウジッ、ちゃんと立って…」 ぐっと腰を支え、小刻みに刺激を与えながら言う瞬助。 「ァ…無理ッ、あっ…しゅんッ」 両下肢ががくがく震え…とても立ち上がれない…