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第156話

すると、瞬助はコウジの腰を引いて、ぐいっとベッドに横にする。 「っ…あ、ッは…」 その際、いったん入っていた瞬助が抜けたので身震いして息をつくが… すぐさまコウジの片足を引き上げ向かい合わせで再挿入してくる瞬助。 「ァッ!や…ァあッ」 前触れなく…ずぶり、と挿入され声をあげてしまうコウジ。 さらに激しく腰を揺らし、快感を得るためナカを犯す。 「っ…は、っ…くッ、やべ…」 気持ち良くて瞬助も、快感の波に呼吸が速くなり… 喘ぐコウジを見つめながら深く突き刺していく… 「アッ…あ、だめッそれ、以上…した、らッ…アァっ…待ってッ」 激しい攻めに、身体が麻痺しそうな感覚を味わうコウジ。 びくんびくんと身体が勝手に震えて、瞬助を締めつける。 「っ…コウジ、すげぇ気持ちイイ…」 きゅうきゅうと、ソコを締め付けてくるコウジに… いったん動きを止め… コウジを見つめ… 優しく唇にキスを落とし… 囁く… 「はぁ…コウジ、すげぇ好き…」 「っ、…僕も、」 コウジも瞬助を見つめ返しながら… キモチを伝える。 「コウジ…」 「瞬助のこと、大好き…、好きで仕方ない…」 誰にも渡したくない… 僕だけを見ていて欲しい…

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