176 / 275
第176話
「今日の寝言は、氷ったなすびでしたーふふっ、あー面白い」
そう締めくくって動画撮影を止める瞬助。
「コウジのモーニングコール面白過ぎだ…」
ちょうど起床予定時間10分前くらいだったのでそのまま起き出し、身支度をして早朝勉強をはじめる瞬助。
しばらくすると、コウジが寝返りを打ち、目を覚ます…
「…ん、」
「お!起きたか?おはよー」
「ん、おはよう…」
まだ寝起きでぼーっとして目をこするコウジへ近づき、唇へkissを落とす…
そして早速報告。
「お前、今日も寝言いったぜ!!」
「えっ言わないよ寝言なんか…」
記憶にないコウジは、やはり否定するが…
「いーや、今日は証拠がある、まてよー」
ニッと笑い携帯電話を出す。
「え?」
「これ、見てみろよ!」
そう録画した動画を見せる瞬助。
「えっ!」
2人で一緒にみている…
「ふっあはははっやっぱ笑える!」
寝言を言っているコウジを見ると、抑えきれず瞬助は腹を抱えて爆笑する。
ともだちにシェアしよう!