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第185話

「じゃ、俺を手でイかせられたら一回減らしてやるよ」 そうニッと笑って試すように囁く。 「は?」 「どうする?」 「……ちなみに、何回する気?」 「ま、最低外で二回、中でも二回、四回かな?」 「やりすぎだよ!」 「してくれないんなら続きやろー」 口づけしようと近づく瞬助を止めながら… 「待って、やる」 「おー…」 コウジは、ボディソープを手に馴染ませ、上向きの瞬助のそれに手を絡めていく… 手のひらで竿を包み込み、上下に擦って刺激を与えていく… 「…っ、ん…ハァ、ハァ…」 コウジの与える快感で息遣いが早くなる。 熱く息を吐く… 男前な瞬助だけあって、そんな姿も様になる… 瞬助は、コウジを見つめ…茶色の髪をなでる。 真剣に自分のモノを見てイかそうと必死になっているコウジを見ていると、少し笑えてくる瞬助… 「ふ、…ハァ、あ…気持ちイイけど…」 快感の波を感じ、息をつくように話す。 「そんなんじゃ…俺はイかないぜ?」 「な、なんで…」 一生懸命やってんのに! 「コウジの、ナカの方が、美味いからに…決まってんだろ」 「ば、バカ!早くイってよ…」 「ヤだ…ん、コウジのナカでイクから…ハァ、」 甘い息をつきながらもなかなかイかない瞬助… だんだん手も疲れてくる… 「くわえてくれたら…ビックリしてイクかもよ?」 そう色っぽく笑う。

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