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第194話

そして、2人は食堂で昼を済ませ、寮に帰ってくる。 コウジの部屋に2人で入り、コウジは勉強机につく。 「今日どっか遊びに行く?」 瞬助はコウジにまた後ろから抱きつきながら誘ってみる。 「たくみがいないからヤダ…」 本日はたくみが実家へ帰っているためいないのだ。 「っ、何でだよ、たまには2人きりでデートしようぜ!」 実は2人きりでまだデートしたことがない… いつもコウジが断って、たくみを含めた3人で外出している。 「2人はヤダ…」 「なんで!?」 「なんででも!」 「むー…、じゃエッチしよー!」 唐突に盛る彼… 「はぁ?」 「朝してないし!」 ニッと爽やかに笑いながら言うイケメン男。 「バカ!こんな昼間っから…」 言い返すが… 「別にコウジ愛するのに昼も夜もねぇよ、じゃなきゃデートして!」 やはり交換条件を突きつけてくる瞬助… 「…デートは、イヤ…」 目立ちすぎる瞬助の隣に居たくないし、2人きりだと瞬助の暴走を止められないから… 2人で外出はしたくない。 「じゃあ、しよ!」 勉強机についているコウジを後ろから抱きしめたまま、頬にキスを落とし… 上着の裾から手を入れて、胸元の可愛い突起を弄り始める。 「あっ…ちょっ…瞬ッ!」 慌てるコウジ…すぐ顔が、赤らんでしまう… 「可愛い~」 そう微笑んで、素肌を撫でながら、首筋へ吸い付く… 「あっ、ちょっ、月曜日に身体測定と健康診断あるんだから身体にアト付けないでよ!」 コウジは思い出したように、首筋を抑えて瞬助に言う。

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