「えっ、身体測定？健康診断つーと…えッお前みんなの前で裸になるのかよ！？」 するとそれに反応して動きを止めて聞き返す瞬助。 「ちょ変な言い方しないでよ…下着姿になるだけでしょ…」 「いやいやいや、ヤバイってあんな男だらけの中で下着姿とか！」 「いや、僕も男だからね…」 今更ながら呟くが… 「あぁ…どうする、コウジを変な目で見る奴ぜってーいるだろ、下着姿とかマジヤバイって」 全くもって聞いていない瞬助…1人でわけの分からない妄想が始まっている… 「ちょっと…」 「いやいやこれはやべぇ、スッゲー危機だ、なんとか回避する方法は…！」 まだ1人でブツブツ言っている… 「聞け！！」 バシッ！！ おバカな瞬助の頭をハタきながら言ってしまうコウジ… 「ッ、痛いな、なにすんだ！」 「何じゃないよ、ったく！前から言ってるけど、そんなこと考えるのは瞬だけだからね」 呆れながらもそう言い聞かせるが… 「んなことねぇよ！」 「ちょっと落ち着きなよ、去年もやったし、その時は何も思わなかったでしょ…」 「去年とは状況が違うだろ！」 「何が…」 「付き合ってんだし」 「ていうか、みんなは変わらないんだから去年と同じでしょ？」 「それは…そうだけど、」 「なら気にしない！それに月曜まではエッチ禁止！！」 少しいい折れた瞬助を見て、ついでに言い切ってみる。 「はっ？なんで！？」 「変なアト残されちゃ困るから！」 「大丈夫だって！そんなん残さねぇよ、気をつけるし！！」 ぶんぶん首を振って拒否する瞬助だが…