「細っ！ お前ちゃんと飯食ってるのか？」 「色も白いな。体毛薄いし筋肉もないな」 腰が抜けて動けなかった僕は樋山先生に抱きかかえられて奥のベッドへと運ばれた。 シングルのパイプベッドは３人が乗るとミシリと壊れそうな音を立てていた。 僕は真ん中に座らせられ先生たちに制服を脱がされていってる。 樋山先生はワイシャツのボタンを全部開けて筋肉がついた上半身を見せてるけど矢崎先生は少しはだけただけ。 どこまで脱がされちゃうんだろうって、ボタンに手をかけられたときはパニクって逃げ出そうとしたけどすぐに矢崎先生にキスで止められた。 樋山先生とは違う舌の動き。 舌動かせよ、と樋山先生に囁かれおずおずと矢崎先生の舌に触れれば絡みつかれて擦り合わせられる。 丁寧に味わうようだった樋山先生のときよりも、激しく口の中が荒らされる。 矢崎先生の唾液が伝わってそれを飲みこんで、唇が離れたと思って深呼吸しようとしたらすぐに塞がれて。 くらくらするキスの中で樋山先生の手が僕の制服を脱がせていった。 気づけば下着とワイシャツだけにされてた。 ワイシャツのボタンも全部開けられて素肌に触れてくる熱い掌に身体をびくつかせていたらようやくキスが終わった。 熱くてじんじんして矢崎先生にぐったりともたれかかってたら先生たちに身体を触られながら細いとか色々言われてしまった。 確かに僕は運動も不得意だし運動部にもはいってなくて体育の授業くらいしか運動してないから筋肉が全然ない。 友達からももっと食べろって言われるけどあんまり食べれなくて細いとからかわれることはよくあった。 「……ごめんなさい」 先生たちの体つきがしっかりしてるのは樋山先生は見える肌から、矢崎先生は服の上からでもわかる。 比べたら本当に僕って貧弱だなってちょっと悲しくなってきた。 「なんで謝るんだよ。バカだな」 「まだ成長期だろ。急にでかくなるやつもいるしな」 矢崎先生が優しく僕のお腹を撫でる。 樋山先生が目を細めて僕の太腿に触れる。 先生たちの言葉にホッとしてたら矢崎先生が僕のワイシャツを脱がせた。 そして樋山先生が僕のパンツに手をかける。 「っ、あ、あ」 思わず樋山先生の手を押さえてしまった。 「なんだ？」 「っ、あ、の」 脱いだら僕のものが見えてしまう。 ガチガチに硬くなってる状態をひとに見られたことなんてない。 いまこのベッドで行われてるのがどういうことかって僕にだってわかってるけど恥ずかしい。 「なんだよ。同じものがついてるんだから恥ずかしがることないだろ」 「包茎で恥ずかしいとか？」 矢崎先生と樋山先生がからかうように口々に言ってくる。 「そうだ。先に俺が出すから、美千触れよ」 そうズボンのファスナーを下ろしたのは樋山先生。 え、と驚く僕の目の前で樋山先生のものが取り出された。 僕のなんか比べるまでもない大きい樋山先生のもの。 太くて赤黒いそれは硬く勃ち上がってる。 樋山先生の手が伸びて僕の手を掴む。 引っ張られて僕の手が樋山先生のものへと導かれた。 「……硬い……」 熱く脈打つそれ。他人のものなんて触ったことなんてない。 なのに嫌悪なんてなくて逆にドキドキが増してくる。 「自慰くらいしたことあるだろ？ それと同じ要領でしごいてみろ」 「……え」 自慰は確かにしたことはあるけど……あんまりしたことない。 「握りこんで上下に手を動かせばいいだけだ。できるだろ。ほら、美千」 樋山先生の手が僕の手に重なって、こうするんだよ、と動く。 硬く滑らかなそれをゆっくり扱いていくと先端から透明なものが滲みだしてくる。 「出てきてるやつ塗りこめて動かせ」 樋山先生の手は離れていって僕一人でしなきゃならないんだ。 言われるままに先走りを全体に塗るようにして手を動かしてく。 「上手だ」 熱がこもった吐息混じりに樋山先生に言われ、その言葉が嘘じゃないって教えるように先走りがどんどん溢れてくる。 ドキドキしながら初めて見る樋山先生の艶のある表情に見惚れてしまう。 硬く濡れてる樋山先生のものに触れてるのさえ―――まるで掌が性感帯になっちゃったみたいに気持ちよくて腰がむずむずした。 「触ってやろうか？」 僕を後ろから抱きしめてたのにすっかり忘れてた矢崎先生が耳元で囁き触れてくる。 「ひゃっ」 「離すな」 一瞬樋山先生のものから手が離れてしまったらすぐ注意された。 「っ、ん」 慌てて掴み直して手を動かすけど落ちつかない。 矢崎先生が触れてきたのは僕の下半身じゃなくって胸だった。 まっ平らな胸の先端を摘まんで弄ってくる。 意識して触られたことなんてなかったそこを指で押しつぶしたり引っ張られたりするとくすぐったいようなそれだけじゃないようなよくわかんない気持ちになる。 じれったい感じもして、 「腰揺れてる」 いつの間にか矢崎先生の言うとおりにお尻をもぞもぞとさせてた。 乳首弄られて樋山先生のものを弄っているとだんだん前がきつくてたまらなくなってくる。 矢崎先生に胸を触られてる僕を見つめてる樋山先生の視線にさえ敏感に肌が粟立つ。 「……せんせい」 どっちを呼んだのか、どっちでもよくて、涙目になりながら呟いた。 「触って……いいですか」