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第6話
人前でオナニーとか恥ずかしいけど辛いからしょうがないよね?
樋山先生だってこんなに濡らしてるんだからもっと気持ちよくなったら触っていいって言ってもらえるかなって手の動きを速めた。
「……な? 言った通りだろ?」
「確かに。天然か? 仕込み甲斐がありそうだな」
なのに、僕の言葉は無視されて先生ふたりが楽しそうに喋ってる。
「せんせ……っ」
普段自分でしてるときなんて本当にたまにしかしないけど触りたくて触りたくてしかたなくてシちゃうとかじゃない。
たまに出しておいた方がいいからとかそんな理由。
いまは違う。熱くてぐずぐず疼く下半身に早く触れて吐き出したい。
堪えれずに自分でも驚くけど涙がこぼれた。
「あー、悪い悪い。じゃあ触ってやるから。脱がせるぞ?」
矢崎先生がクスクス笑いながら僕のパンツに手をかけた。
恥ずかしいっていう気持ちは残ってはいるけど小さく頷く。
腰を浮かせろと言われてその通りにして全部脱がされた。
樋山先生のよりも一回り以上ちいさい僕のがだらだらと涎を垂らしてる。
「なんだ剥けてるな」
「せっかく剥いてやろうと思ったのに」
一応仮性でもなんでもなく剥けてる僕のちんちんがふたりの目に晒されて小さく震えた。
「来い」
矢崎先生の手が不意に僕の身体から離れた、と思ったら樋山先生に腰を引き寄せられた。
先生の脚の上に跨がされる。
そして僕のと樋山先生のがまとめて大きな手に包み込まれた。
「っあ、ん」
自分で触るのなんて意味がないくらいの刺激。
樋山先生のと僕のが擦れ合って、先生の手が上下に動いて気持ちよくって出るんじゃないかって頭の中が弾けそうになった。
こんな風に擦り合わせてこんなに気持ちよくなるなんてびっくりだ。
味わったことのない刺激に僕はおちんちんを樋山先生の太いおちんちんに擦りつける。
樋山先生が唇を歪めて顔を寄せてきて自然と目を閉じた。
樋山先生とは二回目の、キス。
はじめてさっきしたときは先生に翻弄されるままだった。
そのあと矢崎先生に舌を動かすということを教わって、だから先生の舌に僕から触れていく。
「……ん、ん」
舌が擦れ合うだけでなんでこんなに気持ちいいんだろう。
先生と僕のを一緒に扱きながらするキスはなにも考えられなくなってしまうくらいに刺激が強くて僕はふたり分のおちんちんの先っぽをぐりぐりと弄りはじめた。
「気持ち良さそうだな、美千」
矢崎先生の声がしたと同時に背筋に這う舌の感触。
「お前本当才能あるよ」
―――才能?
なんの、って頭の片隅で思ったけどすぐに樋山先生が僕の首と腰に手を回して引き寄せて飛んだ。
仰向けに寝転がった樋山先生に覆いかぶさる体勢になる。
樋山先生と僕のが密着したお腹の間で擦れ合った。
体勢がかわって止まってしまった僕の舌を激しく吸い上げてくる樋山先生。
お腹とお腹の間に手を滑り込ませて僕たちのおちんちんに刺激を与えてくる。
触れ合ってる箇所が心地いい。樋山先生の湿った肌から伝わってくる鼓動にドキドキした。
「……ンッ?!」
樋山先生に抱きつくように無意識に腰を揺らしてたらお尻に濡れた掌がおかれた。
「力抜いてろよ?」
とろりと冷たい液体がお尻に落ちてくる。
なんなのかわかんなくってでも樋山先生に抱きしめられてるから後を見れない。
ぬるっとした液体と一緒に矢崎先生の掌が僕のお尻を揉んで、そして自分でだって普通なら触れないところに触れてきた。
「……っ、ん、せ、んっ」
お尻の穴を撫でてくる指先。
キスから逃れて肩越しに振り返ると矢崎先生が目を眇めて指に力をいれた。
指先がぬるぬるとちょっとだけ入ってくる。
なんでそんなとこに入れてくるんだろ。
「や、だっ……汚いっ」
「ここ、気持ちいいんだぞ? 中に前立腺っていうのがあって、個人差はあるが、ものすごく気持ちよくなれるんだぜ」
ものすごく? 本当に? そんなところで?
不安と―――好奇心に揺れてるとぎゅうっと僕のが痛いくらいに握られた。
「美千。こっちに集中しろよ。心配しなくても最後までしない」
「……最後?」
「そう。最後までシないから。イキはするけどな」
どういう意味なんだろう。
この保健室に来てからずっとわからないことばっかりではじめてのことばっかり。
「……っ、んん」
だけど全部気持ちイイことに繋がってる。
「……せんせ」
樋山先生の指が僕のをぐちゃぐちゃにするように扱いてくるのも、キスも全部。
だったら、矢崎先生が触れてるところも?
「力抜いてろよ」
冷たい液体がまた落とされてぬるぬると矢崎先生の指が少しづつ入ってくる。
「美千、おい」
樋山先生が集中できてない僕に気づいて後頭部を引き寄せた。
またキスが始まって僕と樋山先生のおちんちんが擦れ合って、そしてさらに僕の中に入ってる指が動く。
圧迫感が凄くて痛くはないけど変な感じ。
指が奥へとゆっくり進むたびにくぐもった声が出てしまう。
違和感を逃したくて樋山先生にしがみついた。
「そんなにくっついたら手動かせないだろ」
僕が体重をかけているせいで樋山先生がいうとおり手を動かす余裕ないくらいくっついてる。
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