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第39話
平蔵はみーくんをしっかりと抱き締めたまま眠りについた。
みーくんも平蔵の温かい腕の中で安心して眠れた。
こんな風に安心して眠れる日が来ると思っていなかったみーくん。
夢を見て怖くて起きてしまう日なんてしょっちゅうだったし、薬を飲んでやっと眠れる……それの繰り返しだった。
平蔵の側なら眠れるし、笑える。
彼が側に居てくれるだけで感謝してもしきれない。
「おはようみーくん」
平蔵の声で目を開ける。
そこには優しい平蔵の顔。
思わず手を伸ばして抱き着く。
「どーした?まだ眠い?朝ごはんあるぞ?」
抱き着いたみーくんを嬉しそうに抱き締める平蔵。
みーくんは平蔵の顔を見つめるとそのまま彼にキスをする。
平蔵もみーくんのキスを受け入れ、舌を絡ます。
キスを交わした後、みーくんは平蔵から離れるとベッドに座ったまま、彼の穿いているズボンを下着ごとずらした。
「みみみみーくん!!」
みーくんのいきなりな行動に驚く平蔵。
みーくんの目の前には平蔵の逞しいモノが。
それを優しく掴むとパクンと咥えた。
「うわあ!!!みーくん何してるうう」
動揺する平蔵。
みーくんを見下ろすと艶っぽい瞳で見上げられる。
まるでオネダリのようなエッチな顔。
自分のモノを咥えているみーくんはエロい。つい、写真に撮りたいとか変態な気持ちさえ芽生える。
「何してんの?それは朝ごはんじゃないよ」
動揺しているものだからわけのわからない事を言ってしまう平蔵。
みーくんは昨夜、行為の途中で泣き出しやらずに寝てしまった。
無理やり抱かない平蔵も素敵だと思ったし、彼も我慢して辛かっただろうな?と思いこの行為に走ったのだ。
いや、みーくんが平蔵に抱かれたいだけかも知れない。幸せをもっと感じたい。
平蔵は動揺しながらも気持ち良さに腰が揺れる。
「みーくん……きもち……いい」
みーくんの頭を撫でる。
ジュボジュボと音が激しくなってくる。
みーくんにフェラされるだけでも興奮するのに……。ムラムラが加速しそうな平蔵だった。
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