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第44話

◆◆◆ みーくんはぺろりとご飯を平らげてくれた。 口に合って良かったと平蔵も嬉しくなる。 「みーくん、着替えとか今度買ってくるよ」 片付けながらに言う。 「みーくんの着替えほぼないからね……あと、色々揃えなきゃ」 みーくんは今着ているシャツをピンッと両手で引っ張り、これでいいみたいな仕草を見せる。 「ダメダメ、下着とかいるだろ?ノーパンってわけではいかないし」 現に今、みーくんはノーパンだ。 平蔵のシャツだけだから太もも露わでそそられる。 みーくんは大丈夫だと首をふる。 「みーくん!!ノーパンはダメだよ!」 平蔵は慌てる。 どーして?みたいに首を傾げるみーくん。 「お、俺が困るの!目のやり場に困るし……ムラムラしちゃうし……みーくんぐったりするくらいやっちゃうと思うし」 平蔵は反省したような顔でしょんぼりしている。その姿は可愛くてみーくんは平蔵の手を掴み引っ張る。 「ん?なに?」 平蔵の何?に対してみーくんは彼の手のひらに「むらむらしていいよ、やじゅうのへいぞうすき」と書いた。 「みみみ、みーくん!!」 野獣……という言葉に真っ赤になる平蔵。 更にみーくんは手のひらに「きもちよかったもん」と書いてニコッと微笑む。 「みーくん、そんな事言うと……俺……我慢できなくなるから……ダメ……」 平蔵はさっき、反省したのにみーくんの頬に手をあてると唇を塞ぐ。 直ぐに舌をみーくんの口内へと侵入させて絡ませる。 ああっ、俺のばかちん!!何で待てが出来ないんだよ?広瀬に怒られたばかりだろ? なんて心で考えながらもみーくんのシャツをたくしあげる。 みーくんも平蔵の首筋に両手を回してくる。 キスを何度かして唇を離してみーくんをみる。 いつの間にか彼の服を脱がせてしまっているじゃないか!すっぽんぽんでソファーに座るみーくんは色っぽくて可愛い。 うう!!我慢の子じゃなかったのか俺!!! 平蔵はさかりのついた犬のようにみーくんをその場に押し倒した。 ◆◆◆ やべえええ!! マジで広瀬に去勢させられるかも……。 ソファーでしっかりとみーくんとセックスしてしまった平蔵は彼と一緒にお風呂に居た。 今度は手加減をしたので気は失っていないが、やはり疲れた感じに見えるみーくん。 「うう、ごめんみーくん……発情期の犬みたいで」 膝の上に抱っこしているみーくんに謝る平蔵。 みーくんは平気だと微笑む。 「俺、いつもこんなんじゃないからな?みーくんが可愛いすぎるから」 いくら言い訳をしても野獣で絶倫で待てが出来ない発情期の犬なのは変わらないのだ。 みーくんは背を向けて座っていたが体勢を変えて平蔵の方を向いて座る。 平蔵の手のひらに「ぼくにだけ?」と書いた。 「うん……こんなに……その、抱きたいとか思うのは初めてだし、自分でも驚く」 平蔵の言葉にみーくんは嬉しそうに微笑む。 また手のひらに「ぼくもおなじきもち」と書いた。 「みーくん」 平蔵はぎゅっとみーくんを抱き締める。 好きで好きでたまらない気持ちっていくつになっても衰えないんだ。すごいなあ……と平蔵は感動したのだった。

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