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※happybirthday→sideT
全身からダラダラと汗も吹き出し、手は精子でべたべたになっちまって、外でこんなになっちまっているという羞恥も麻痺しはじめてきている。
奥にほしい欲求ばかり頭の中に浸食していて、苦しい呼吸でさえ、俺は快感にしようとしているようだ。
康史は指でなだめるように中を拡げていき、
「いろんな人に見られてイクの気持ちいいだろ?見られながら、沢山だして、トールは、もう変態な淫乱だよ」
放心している俺に、頭を撫でて洗脳するかのように康史は囁き、指を引っこ抜く。
「あ、……っく……ッ、やす…………っ、ぬ、くな……やだ……」
指を抜かれた切なさに腰を突き出してねだる俺にはもう理性なんかまるきりない。
「いいよ、もっと好きなのいれてあげるね」
片脚を抱えなおすと、密着しアナルにズンと肉塊をずぶずふ押し入れる。
俺は背を反らしてビクビクと背中をそらし歓喜の声をあげる。
「ッーぁ、ああ、ああッくるっ、っく、ああ、いい、きも、ちはイイッ、む、ンンン」
羞恥心すらなくなった俺の声があまりにでかいと憚られたのか、康史は俺の口を掌で塞ぐと、腰を掴んでぐいぐいと押し上げ激しいピストンを肉を抉りながら繰り返す。
頭がパーになりそうな痺れる快感が全身を襲う。
熱が一気に放出され、まだ冷たい空気が気持ちいい。
動物のように、俺は唸りながら背中をそらして絶頂を繰り返す。
このまま、パーになって、快感だけを貪りたい欲望がつきあがる。
康史は腰を打ち付け、奥まで俺の絶頂に合わせ中へドクドクと熱を注ぎこむ。
鼓動が脈打ちを繰り返し、体中がビクンビクンと痙攣する。
康史が身体を離して、ペニスを引っこ抜かれた後も俺は惚けた表情で、全身を震わせるしかなかった。
「トール、トール?飛んじゃった?」
漸く戻ってきた意識のなかで、顔を覗きこみながらハンカチで軽く俺の股間をぬぐう康史を、俺はぼんやりと見下ろす。
ああ、やべえな。
全身性感帯みてえだ…………。拭われているだけで……たまんねえ。
衣服を着替えさせてくれる康史に、漏れそうになる喘ぎをこらえながら視線を向けて、ちらと眺める。
「・・・・・・まだまだ、たんねぇよ・・・・・・」
「淫乱だね。分かってるよ、家帰ったら、腰 たたなくなるまで欲しいんだろ?」
熱が燻ったままの俺の身体をグッと引いて、康史は笑いながら俺を覗きこんで、首を傾げる。
「今日は、トールの誕生日だからね。して欲しいこと、考えといてよ。俺はトールが何をして欲しいってオネダリするのか考えるだけで、かなり興奮するけどね」
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