321 / 405

※理科実験室→sideT

冷たいガラスの感覚にグリグリと中の柔らかい肉壁を擦られて、ガチガチと複数入った管があたり音をたてる度に割れちまうんじゃねえかと身震いする。 身体の内部に力を入れることができず、入らないように拳を握りしめるしかない。 ガチガチ鳴る硝子の音も、割れンじゃねえかって恐怖をさそう。 「可愛い。おもらししまくりだね。こわいの?」 康史を見上げると、恍惚とした表情で俺を眺めているので、完全にスイッチ入っちまってるようだ。 中で割れて流血沙汰はやめてくれよと、必死であがこうとするが、力を入れられず前立腺と膀胱の裏をつつかれてダラダラと溢れさせてしまう。 ずくずくと奥まで押し込まれ、バラバラと中を動かされて半分恐慌状態に陥って、力もいれられない身体をどうしていいかわからず、脂汗がダラダラと額から流れ落ちる。 このまま、割れたらという恐怖心と、奥を突かれる快感の相反する感情と感覚の波に、頭の中までもグチャグチャに掻き乱される。 「や……ッあ、ああ、…………ッこ、こええ…………ッこえ……えっから……ッ…………ッ」 「しょうがないな……」 必死に腕を伸ばして康史の腕を掴むと、俺の様子に唇に優しい笑みを浮かべて、ズルッと俺の中にある試験管を引き抜く。 すでに頭の中までおかしくなっちまってる俺は、康史の下肢に腕を伸ばしてジッパーを引き下ろすと、パンツからもどかしい気持ちで、ペニスを引き出す。 「……ッ、やす……は、はやく……熱ぃの……くれ……ッ」 腰をあげて、手にしたペニスを緩くなった隙間に押し当てゆっくりと自分の中へと押し込む。 はやく、欲しくてたまらなかった。 中でぎゅうぎゅうとくわえて、喰らい尽くしたかった。 「……ッふ……、スゴイ、やらしい……飢えた顔してたまらない」 もっと欲しくて背中を抱き寄せると俺の胸元に頭を押し付けて、グッと深々と貫く。 ギュッとやっと締め付けられる快感に俺は背筋を反らし、腰を揺らして肉の快感を夢中になって享受した。

ともだちにシェアしよう!