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※理解実験室→sideT

内股を緊張させて、中にくい込む肉竿をきゅうきゅうと締め付けるようにして、俺は顎先をあげて苦しくなる呼吸を荒く繰り返す。 俺の身体を抱き寄せる康史の顔が近くなり、腰を揺さぶりながら首筋に噛み付く。 康史は上着を脱いで、パチュンパチュンと激しく音を響かせ、俺に熱を与える。 「ッ……っふ、……ッあ、あ、あッ……ッく、いい、ああ、いいッ……」 こうなっちまうと、俺はただの康史のメスでしかない。 中に欲しくてたまらないと脚を絡めて、腰を浮かせて熱をねだる。 みっちりと俺の中を埋める肉は、固く存在感を増して、ひろがった傘で肉襞を刺激する。 「……ットール、そんな欲しくてたまんないなんて顔ズルイ」 何がずるいのかわからないが、康史の腰に脚を絡めたまま、腰を浮かせて軸にしてぐちぐちと押し付けながら揺さぶるようにグラインドさせる。 この男の全部は俺のもの。 「……ッ、ハァ……あ、ふッああ、いい、とけ……そッ…………やす、ああ、なか……もっ……と、グチャグチャに…………し、ろ、よ」 抉るような快感は、頭の中まで侵食していて、ちんこからはとめどなくビシャビシャと体液が吹き出る。 身体の筋肉全部が収縮を繰り返して、目の前がスパークしてチカチカと光がフラッシュしては消えて落ちる。 「ーーーッ、ああ、あああッ…………ああああ…………や、ッああああッ、ひ、く、、ヒッ、イ、く……っううう」 全身から、あらゆる体液を吹き出して、俺の肉体がバラバラになって溶けだすような快感の中で、康史の熱を奥に感じる。 溶け合う瞬間に、たまらない快感の中で康史の身体に必死にすがりついた。

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