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※【番外編】新生活祝い→sideT

「トール?トール。そんなに触ってほしいなら、ここで脱いで」 康史は俺に問いかけながらも、そっとゆっくり首筋を指先で撫でる。 東山がいるなあとは思ったが、ずっと休日の前になるのを期待していたし、あたまはくらくらで何も考えられない。 俺は、言われるがままに覚束無い指先を必死で動かして、シャツのパツパツとボタンを外していく。 「素直だね、いいこ」 頭を撫でて、首筋を緩やかに綺麗な指先が、すりあがるように膚をなでる。 それだけでピクピクと全身が震えて、呼吸がせわしなくなっていく。 ベルトをまだ震える指で引き抜いて、下着と一緒に引き下ろす。 「……ヒガシ、どう?秋に見た時より、いやらしい顔するようになったでしょ」 まるで自慢をするかのような、康史の声が聞こえる。東山は、俺の身体をじっと見つめて、 「ああ……乳輪もなんかでかくなってる?」 真面目に答えられて、俺は見られていることを意識してしまい、カッと体温をあげる。 康史は、俺の脚を掴むと椅子の肘掛けにかけさせる。 「おっぱいもだけど、こっちも縦に割れるように開かせたよ」 脚の間の隙間も、晒すように開かされて、流石に俺もたまらなくなって、とろとろとペニスから我慢汁が溢れだす。 「エロいなあ…………すっかりビショビショで女の子のまんことかわらないね」 東山の言葉に、俺は喉を鳴らして身を震わせる。 乳首をピアスごとひっぱられて指でこねまわされ、俺はおおきく息を何度も吐き出す。 「……っ、あ、はあ……ッ……ああ……やす…………ッ」 康史の手は内股をゆっくり撫でて、ガジガジと耳朶に噛み付く。 「こんだけ濡れれば、ローションはいらないでしょ。あの頃とは違って自分でおまんこになれるようになったんだよ」 垂れ落ちる体液を康史の指が絡めとりながら、くちゅっくちゅっと隙間へと流し込み、二本の指を中に滑りこませる。 「……ッン……あ、……アアッ…………あ、やす……ッ……ああ…………」 「指、きもちいい?トール」 「ン…………クッ……ッきもち…………いい、やす……アアッ」 頭の中が康史の言葉で埋まっていき、腰が揺れて快感に身体が疼いて仕方がなくなる。 「もっと、ほしい?」 康史が、意地悪な表情を浮かべて俺のアナルから指を引き抜いて、問いかける。 「…………ほしい…………」 康史は、俺の前にグロテスクな形のバイブを見せて、それを東山へと手渡す。 「じゃあ、トール。ヒガシにお願いして。おちんぽおもちゃ入れてって」 くちゃくちゃと耳の穴に舌先を押し込んで、優しい口調で囁く。 「…………や…………ッ…………やだ…………」 「じゃあ、なにもあげないよ。…………いいの、トール?」 優しく親指の腹で、亀頭の先端を撫でながら、康史は俺を追い詰めていった。

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