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欲しいものは奪うしかない→sideY

心臓はバクバクと派手に音を立てている。 呼吸も荒くなっていて、いつ止まってしまうか分からないくらいの全力疾走である。 いつものように部屋でAVを観ていた東流を背後から思い切り不意打ちで殴り、ナックルタイプのスタンガンで電気ショックを与えて気絶させた。 クマ並みにタフな東流のことだ、早くことをすませなきゃ、すぐに気がついて反撃される可能性は高い。 胸の鼓動を抑えて、ぐったりして痙攣する体を抱えて重たいからだから衣服を剥ぎ取り全裸にする。 AVを観ていたというのに、下半身は全くといってなんの兆しもない。 昔から東流は、性欲には殆ど無関心だった。 ベッドへと転がすと、手首をビニールテープで巻きつけ、ベッドヘッドの柵に括りつける。 「……怪力…だからな」 両脚を開かせ、部屋に置いてあった護身用の鉄パイプを膝裏へ挟んでビニールテープでくくりつける。 「ゴメン……でも……好きなんだ」 謝ったとしても、やるコトは最低だ。 好きだとか以前に、許されることじゃない。 これは、計画的犯罪。 もう一度念のためにと、スタンガンを握って東流の首元へと押し付ける。 ビクンビクンと痙攣で体が波打つ。 晒されたアナルへ、媚薬のチューブをあてがいゆっくりと中に注入する。 後で殺されても構わない。 指を差し込むと温かく、チューブのぬめりを借りて浅くぬちぬちと抜き差しを繰り返す。 堅くとざされていたそこは、ほぐれはじめて内股が時折震えを繰り返す。 もう、後戻りはできない。 欲しくて、欲しくて……たまらない。 本当に……卑怯で、間違っているけど……。 でも、本当に……欲しいんだ。

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