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※ピアス →sideT
ヤスは救急箱から消毒液をもってくるとピアスをきゅっきゅっと綿布で拭いて、俺の乳首をつまむように触れる。
その触れられる冷たさに、俺の背筋からぞくぞくと痺れが伝わり、ぴくんぴくんと股間が膨らんでくる。
「ちょっとひっかかると……痛いかも。ちゃんと穴に通るように刺すけど………」
カチンと嵌っているピアスのロックを外して、了解を得るかのように俺の顔をじっと見つめる。
「…………へーきだ。痛くてもよ…………」
へっと笑って見せると、ヤスはきゅっと乳首をつまむ指先に力を篭める。
きゅっとピアスを引き抜くと、康史は新しいピアスの針を刺し込む。
「――く、ッッ…………うう………ッて…………」
少しだけ肉にひっかかったのか、ビリビリっと脳天をつくような痛みと痺れが背筋を走る。
とくっと既に張り詰めた股間から我慢汁があふれてきてしまうのがわかり、俺は、唇軽く噛み締める。
殴られるより、こういう痛みのほうがクるようになっちまった。
康史は唇をちろっと舐めて、俺の表情を見つめ興奮したような表情を見せる。
ホントに、俺が辛そうな顔をするのが好きみたいだな。
「痛いのに感じてるの?…………可愛いよ、トール。もう片方ね」
つけていたピアスを、きゅっと外すとわざとらしく、今度はヤスは刺す穴から外して乳首をつつく。
「!!!っく…ッ……………は…………イタェッ………ッ…………」
ビクビクと震えて、俺はピアスをつけられた刺激に耐えられずに、精液を腹に撒き散らしてしまう。
「トールが、可愛いからいじめたくなっちゃった、でも、乳首だけでイッちゃったの?」
へらっと笑いつつ、ひくひくと痙攣する俺の頬を撫でて微笑む。
その笑顔を見て、こんな目にあわされいるのに、それでもまーいいやって思える。
こいつが満足するなら、俺はこんなこと別に問題ない。
「なあ、もう一個、俺のためにピアスあけてくれる?」
手のひらに乳首につけたのと同じピアスを載せて、俺の股間あたりを見つめる。
俺は、痛みと快感に少し霞んだ視界の中で微笑む康史に頷いた。
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