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※奪われる理性 →sideT

浴室に拘束されたまま取り残される。 ウイイイン、ウイイイイー ぐずぐずになっている熱い腸内を、康史のモノより太いバイブかき回され続ける。 ペニスは珍しく塞がれていないので、何度となく精子を飛ばして達してしまい腹の上は精液でカピカピしている。 出せるものもなくなって半狂乱で腰を俺は揺らすしかない。 「――っつひいいうう…ああ…あああ…や、す、あ、あう、あああ、あう」 太いバイブの動きは単調で、長くはないので奥までの突き上げはこない。 欲しいところに得られず、腰を揺すってあたえられることのない刺激をもとめてしまう。 「あ、ああ、…………っひ、ひあッ、あう……っ、……ひ、おく、おくっ……ッあ」 康史の長いちんぽで、奥まで貫いてほしい。 ぐちゃぐちゃに中を刺激する、長くてかたい肉をくわえたい。 うかされたように、それしか考えられなくなる。 全身が痙攣してくる。 壊れちまうような痺れに、頭がとろけてたまらなくなる。 「ヤ……ッああ、あう、あ、あああ、おひん、ぽ、ほし、……い……ひ、おきく、お、く……ッうう」 イキすぎて、頭も朦朧としてちんぽが欲しいこと以外、何も考えられない。 あれから何時間たったかわからない。 体中が緩んでしまったようで、口も閉じられず涎ばかりが溢れる。 充足感はなく、全身が震えてまた絶頂に追い上げられてビクビクとアナルだけで達する。 「――ああうう…あう……あああ……ッ……っひ、ひあ、あ」 脳みそも壊れちまったみたいに、あたえてほしいモノのこと以外ひ何も考えられない。 眼からも鼻からも情けなく水が垂れ落ちて顔はいろんな分泌物でぐちゃぐちゃである。 俺は理性を手放して康史のことを、嬌声の合間に呼び続けるしかできなかった。

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