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第15話 部活動強化週間。 12『初めて見た自分の…』
「ホントーにごめん!!キモチイイからつい中出ししたゃった」
力なく私が床で余韻で転がっていたら、杉原先輩が起こしてくれました。
「だ……大丈夫です…」
あまり…直ぐには起きたくないですが、このままにしていたらいつ巡回の先生方に見付かってしまうか分からない不安があったので、震える身体でとりあえずは乱れたYシャツとセーターを直しました。
私は……先輩の出してしまった精液を拭うのにポケットティッシュで足りるでしょうか……?と悩んでいたら、杉原先輩が何故そんなところに入っているのか分からないスクールバッグから取り出して私の片足を持ち上げてきました!!
「やっ…やめてください!!自分で出来ますっ」
「出来るじゃないよ……直ぐには洗い流せないんだから、吸い取りが早いぶんティッシュよりトイレッペのほうが最適デショ?」
「では……そのトイレットペーパーを貸してください!!自分で…やります……」
……予定外の情事であまり心構えも出来なかったぶん私には羞恥心がありました。
(正気で……『お尻の穴』なんて、見せれません!!)
そんな私の気持ちに気が付いたのか、先輩は、
「叶のアナルが見れるのは『彼氏』だからだし、出したのは俺です」
「『彼氏』にでも見られたくないことはあります!!」
「叶のアナルが俺のペニス加えてたのは叶にも『見えてない』のにどうやって掻き出すの?」
……そうでした。
でも……ちょっと待ってください…、鏡!!
「大丈夫です!!鏡を使って掻き出します」
私はトイレットペーパーを両手を差し出して要求しました。
「…見ててもイイ?!」
なっ何を言うのですかっ?!
「駄目です……」
「……叶はやっぱし鏡プレイが好きなんデショ?」
「違います…!!」
私は杉原先輩に後ろを向いてもらって……、勇気を持ちつつ体育座りをして……両足を開きました。
生まれて初めて見てしまった自分の『お尻の穴』は とろりと杉原先輩の精液を流して…とくとくと脈打つもので、
「……!!」
私はかなり卑猥なのかもと更に羞恥に震えました。
…こんなもの私には洗い流す以外は処理なんて出来る自身がありませんでした。
……恥ずかしくて嫌ですが…仕方がありません、後ろを向いている杉原先輩のブレザーの裾を私はひっぱり
「…やはり先輩に処理して欲しいのですが……」
「かなえぇ…」
杉原先輩は喜んで引き受けてくれましたが、弄られ過ぎてしまいかなりきわどい処理になってしまいました。
「いいですか…先輩、こんなことするためにこの『卓球部』があるわけではないですよ?」
私はこのようなことをするのは初日だけです!とお説教をしたら、
「今の『卓球部』は『叶を守るためのもの』だよ」
本気で分かってないなんて言わせないよ?、と逆にお説教をせれてしまいました。
……何故私がお説教をされないといけないのか理解が出来ませんでした。
完
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