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第48話 3

俺は杉原 俊。 有名名門男子校二回目三年生。 二回目三年生なのにはわけが有りまして……まぁそれは置いておく。 身長185cm、周りからはイケメンだの男前だの言われてるから、多分そうだ。 叶一筋になるまでは『女』は寄ってきたし、俺はキモチイイの『好き』だからセックスに明け暮れてた。 ようするに俺は『俺なりの愛を探していた』ワケ。 だからと言って中出しとかしてないし、ゴムは付けてた。 叶一筋になってからは、叶としかセックスしてない。 俺が一方的に片想いしてた約一年間は禁欲生活……まぁオナニーはしてたけどね。 叶と初めてセックスしてから約一年、サイコーに幸せな俺です。 付き合ってる相手は超絶美少年、笹倉 叶。 叶は混血で金髪のネコっ毛、目は碧色をした日本人とは違う見た目をしている。 身長は165cm、華奢で肌はシルクのように極め細やかで抱いてるとキモチイイ。 同じく有名名門男子校二年生で叶は立派に優等生。 天才だけど、かなりの天然で。 だから無条件で男子校のアイドル『潤い』と呼ばれている。 そんな『潤い』の笹倉 叶には欠点がある。 人の顔と名前が全く覚えられない。 それは致命的な欠点だ、特に『笹倉』の家だから。 叶の家は、世界で有名な『笹倉グループ』という大会社を経営している。 会長は叶の祖父ちゃん、社長は親父さん………とくれば次期社長は叶になる。 叶は頭がいいから直ぐに仕事は出来るだろうけど、顔と名前が覚えられないんじゃいくら部下がしっかりしていても駄目だろう。 将来の伴侶として俺が何とかしてあげたいけど、俺は実家の茶道家として家を継がなければならない。 あ、言い忘れてたけど……叶さえ良ければの話だけど、俺と叶は将来結婚したいと思っています。 俺は『重い想いの男』なんです、とまぁ……俺と叶はこんな感じの関係。

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