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第51話 6
ベッドの上でまな板の鯉になった叶……と思ったけど今日は違った。
叶はパジャマの上着ね裾を持ち、パンティーを隠した。
「ちょっと叶、これじゃイタズラ出来ないよ」
「……ヤですっ」
「なんで?いつもよりはたいしたことしてないよね、俺」
叶の抵抗なんてガタイのイイ俺にはあんまし意味無くて、楽勝に腕をパジャマの裾から外させた。
すると叶が履いているパンティーが先走りの蜜で既に濡れていて、薄い生地が透けていた。
「叶……、触ってないのになんで濡れてんの?」
俺の質問の答えは……、
「…おっ『女の子下着』を、ゎたしがはくと……すぎはらせんぱぃが…よろこンで…くれて……いつもより『声』が…、すてき……なんですぅ」
叶は半泣き状態で告白してくれた。
ようするに、『俺は叶にパンティー履かせると、いつもより生き生きしていて増して『声』が良くなって、叶はそれに反応しちゃう』ってことだ。
俺今回……自覚してなかった。
叶のパンティー姿が『好き』過ぎてそんなに『イイ声』で攻撃してたんだ。
ホントに完璧に変態じゃん。
じゃ、もう開き直ってホントに『好き』なことさせてもらおう。
俺はパンティーの上から完全に勃起っている叶のペニスの付け根を、歯を立てずに唇を使って甘噛みした。
「はぅ…っン」
「そんな『可愛い声で啼ける』ならキモチイイってことだし、恥ずかしいことないじゃん」
「うぅ…あンっ」
「はぁ、堪んないくらいに楽しいね?」
俺が『叶のパンティー姿』で『イイ声』を出せるなら、叶も俺に煽られてるってことだよね?
そう思いながら意識して俺は言葉にした。
「…あぁっ…ンゃらあ……」
叶の表情が見たくて、ちょっとだけ顔を上げたら、視線が合った。
俺の行為が気になって、喘ぎ声を上げつつも様子を窺ってたんだろうね。
そんなキミが『可愛くて』俺は苦笑いプラス含み笑いをしたら……身体を少し捩らせてまで顔を隠した。
「ちょっと叶……少しくらい顔見てもイイじゃん」
「っはやく……ぃたずらを…おわらせてくださぃ……っ」
声がいつもより高い、これはかなり焦ってる。
でもまぁ、イタズラ続行して良いんなら俺には何も支障はきたさないから続けることにした。
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