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第55話10
「ゃあああぁぁっ…ンンっっ!!」
その瞬間、叶はイってしまった。
ペニスが叶のイイところ、『前立腺』に触れたのだろう。
叶のアナルの中がビクビクと動いて俺もキモチイイけど、こんな刺激じゃ俺はイけない。
「叶、イったばっかしで悪いけど…動くからね?」
繋がったまま『綺麗』なリップ音を立ててキスをして、俺は叶の腰を抑え込み腰を動かし始めた。
「はぁっ、ぁあ……ンぅっはげしぃ…っ」
「俺は…『精気を吸うゾンビ』っ。今『小悪魔のマスクを被った天使』に……犯し(お菓子)あげてる最中」
いつもとヤってることは同じなのに、役どころを付けると何となく楽しくなって無我夢中で腰を動かした。
モチロン、俺だけキモチイイなんて嫌だから、叶の弱い奥を重点的に攻撃した。
「はははっ…ちょーキモチイイしサイコーっ!!」
「あっあンっ…やらぁっ……っせんぱぃ、ぉくばかりぃ」
ウソつき、嫌な分けないデショ?
『叶の可愛いペニス』が勃起して、先端から美味しそうな蜜を垂らしていた。
素直じゃない叶に俺は容赦はしないよ。
「叶ェ、キモチイイ?」
「あン…っやっらめっ!」
叶のアナルの中がもっとキモチ良さそうにうねりだした。
これでも素直になれないなんて、今日はホントにどした?
叶がキモチイイって啼いてよがる前に俺はイきたくないから、俺はしつこく頑張った。
「かなえちゃーん、セックスってキモチイイよね……。っ俺とこうしてるの、…キモチ良くないの?!」
「らめぇ…っやらぁン」
「コラっ…っキモチイイなら素直に『キモチイイ』って……言ってくんなきゃ…!……俺が、…イけないっ」
「っきもちぃぃっ……ぁン、きもちいぃれすぅ!!」
俺が素直になったら、叶も素直に告白してくれた。
……何でか意味分かんないけど、俺もこれで心おきなくイける。
フィニッシュに近い俺は、思う存分腰を激しく振った。
「ああぁン!!せんぱぃっ…れちゃぃますっ!」
「くっ……二回目?絶倫だね……かなえ」
「んんぅっあああぁぁっ…ぁぁあっ!!」
叶が二回目の絶頂を迎えると、アナルが急激に締まり……俺もキモチ良くて、
「……っっ!!」
叶の中に精液を放った。
俺が精液を放つと、叶のアナルは喜んでいるようにそれを搾り取るように飲み込んでいくような不思議な感覚を感じた。
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