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第22話 キミと姫初めへの道程。 7 『初処理』
(媚薬って恐ろしいね……)
俺は未だに盛られたこともないし、自ら使ったこともないからよく分かんないけどね。
でも叶の中にずっと居られてキモチイイ気分になれるなら毎日でも使いたいかも。
……俺ってもしかして絶倫ってやつ!?
とか思いながら、未だに叶のアナルに俺のぺニスをいれたまま腰を動かしていた。
「せっせんぱぃ…もういぃです…っ」
どうやら叶はもう収まったみたいで、……ローションもうちょっと多目に使えば良かったかなと少しだけ後悔中な俺でした。
しかし、叶のアナルはもうグッズグズで俺のぺニスをの間からも俺の精液が漏れまくっていた。
それがなんとも言えないくらいエロくて……イヤラシイ。
「…叶の中はサイコーにキモチイイ。姫初めでまさか3回もイかせてもらえるとは思わなかったよ」
俺はまだ挿入れたままの状態で叶にチュッチュッとキスの雨を降らせる。
「すぎはらせんぱぃ……はゃくぬいってくださいっ……」
「えー!!なんで?!キモチイイんじゃないの?」
「……まさかっローションに『媚薬』がはぃってるとは……ぉもいませんでした……」
叶のデカいビー玉のような目から大粒の雫がぽたぽたと流れてきた。
………誤魔化しきれてなかった。
「ごめん!!本当にごめんね叶!俺もまさかこれに媚薬が入ってるとは知らなかったんだ!」
これは本当のことなので平謝りしか出来ない俺でした……。
「……でてって……くださっぃ」
「………ホントにごめん」
俺はゆっくりぺニスに引き抜いて、身体を離し……とりあえず浴槽に湯を貯め始めた。
精液は早めに洗い流したほうがいい、そう思ったからだ。
浴槽に湯を貯めながら俺はちょっと特殊な椅子を洗い、
「叶、俺に処理されるのは嫌だろうけど、責任だからさせてくれる……?」
ぺったり座っていた叶はふらつきながらも椅子に座ってくれた。
「………叶ごめん」
俺は叶のアナルから俺が中出しした精液を指とシャワーを使って洗い流し始めた。
「ぅ……ンぅ…」
叶は感じているのに一生懸命に声を押し殺して堪えているんだから茶化したらいけない。
まぁ俺は反応しちゃうけどね……。
叶の中を無事に洗い流し、浅い浴槽に入れて……まぁ反応しちゃった俺のぺニスを処理しようとしたとき、
「……杉原先輩、ごめんなさい」
「どして叶が謝るの?」
「………」
黙っちゃった。
「俺がちゃんと確認しなかったからでしょ?」
悪いのは俺だよ、と言ったら、
「……先輩は私に…きちんと処理してくれますが、私は先輩に……処理してあげれていないです……」
あー、コレのことね。
「いいよ。挿入れさせてもらってるから大丈夫」
「……あと、……使う予定のときは前もって言ってください……『媚薬』」
……ぇ?
「心の準備……させてください…」
……もう俺は苦笑いしか出来なかった……。
叶ってやっぱし『可愛い』けど『男』だね。
「叶」
「……なんですか」
「今年も色々よろしくね」
「………私もお願いします」
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