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第50話 毛糸遊戯 -1-

フェディ……と言った老人……いや、あれが本来の姿じゃないんだよな。 とにかく、あの魔法使いは何なのだ。 「……ぅにゃ……」 アイスココアを口にしながら、考えている俺の下へ仲間の青リボン双子猫がやってきた。 「シュン、最近元気無い?」 「ねぇねぇ、今夜僕達と個室で遊ばない?」 「レフ……ラト……」 「手芸屋さんの大旦那様が、今日の僕らの"御主人様"なの!」 「今日はこれで遊んで欲しいって、赤い毛糸玉を貰ったから、御主人様の前で三人で遊ぼう?」 そう言ってラトは俺に太めな毛糸の大玉を見せてきた。 ふわふわした赤い毛糸がなんとも魅力的。 でも、遊ぶって……? 毛糸にじゃれつくの? 「うん……その大旦那様が良いって言ってくれたら、混ざりたいな」 そう答えると、二人は大喜びで大旦那様に聞きに行き、アナルに貼る猫顔シールを持って帰ってきた。 どうやら了承を得た様で、店側も俺を加えた料金に変えたそうだ。 そして俺達はアナルに保護シールを貼り、あのスケスケふんどしをして大旦那様の下に向った。 「さ、皆で仲良くたくさん遊ぼうね?」 「「「にゃ~い!!」」」 お客の大旦那様はふんわりとした雰囲気の優しそうな感じの人だった。 "大旦那様"と呼ぶにはまだ若そうな……そんな年齢? 柔らかい黒い瞳が好印象にゃ! 俺がそんな感想で大旦那様を見ていたら、レフとラトの抱きつかれ、俺達は柔らかな絨毯の上に倒れた。 そして俺は二人に「何?」と声を出す前に、腕と胴を柔らかな毛糸でぐるぐる巻きにされた。 仕上げに自由を奪った俺の足を左右に座った二人が引く事で、俺はソファーに座る大旦那様の前で大の字の格好にされた。 「シュンの乳首、上手にツンツンぷっくりさせる競争にゃ」 「僕の方が上手く出来るよ~!」 「にゃぁん……!?」 そうして乳首を左右からちゅぅちゅぅ吸われて、俺は足先をピンと伸ばした。 二人に同時に乳首を舐め吸われ、俺のペニスがスケふんどしの中で勃起して汁が出始めた。 スケている布を押し上げる頂点の部分は、早くも俺からの我慢汁で濡れ先端の赤味が分かる。 俺は舐められている直接的な刺激と、大旦那様の視線から逃れたく、「にゃぁ」とたくさん鳴き声を上げて身をくねらせた。 ―ぴゅ! 左右の腕に何か水気のあるモノが掛かった。 二人を見れば、俺の乳首を吸い伸ばしながら既にフンドシを外して猫の耳と尾を出し、ペニスは勃起して汁を垂らしていた。 どうやら俺の腕に掛かったのは二人の先走りの汁みたいだ。 俺は二人が興奮しているのだと知り、急にペニスの熱が上昇して布の中で先走りの汁を"コプ"と吐き出した。 そして「ンにぃ……」と小さく鳴いたら、二人が左右の縛り紐を外し、レフが俺の濡れたフンドシを取り去った。 突然自由になった俺のペニスは再び汁を"とぴゅ"と吐き出し、ペニスがぷるんと揺れた。 それと同時に俺の頭に猫耳が生え、尾が出現した。 もう俺達はアナルの張っているシール以外、身を隠す物が無く全裸と言えそうな姿になっていた。 そして「ちゅぽ!」と二人から突然解放された俺の乳首は、唾液濡れでぷっくり真っ赤で乳首の先がツンツンだった。 「シュンの乳首、吸い易い~」 「うん、確かに……大旦那さま、どっちの勝ちだと思います?」 そう言って二人は俺を起こし、赤く膨れて先がツンとした濡れ乳首を大旦那様の前に立たせて聞き始めた。 すると大旦那様は俺の乳首をゆっくり円を描く様に触り、コリコリと親指の腹で潰し捏ねた。 俺は突然の大きな掌での撫でに驚き、「みゃん!」と声を上げてしまった。 大旦那様はゆっくり俺の乳首の具合を確かめ、レフとラトをそれぞれ自分の太股の上に跨がせると彼らの乳首を触り始めた。 「そうだなぁ……二人とも上手にシュンに出来てるよ。レフとラトには私がご褒美でたくさん撫でてやろうな」 「みゃン! にゃぁん」 「ぅにゃぁ……うみゅ……」 大旦那様の手に撫でられ、二人はモジモジと嬉しそうに大旦那様の太股に股間を擦り付けている。 そして乳首とペニスをピンと赤く尖らせ、顔を寄せて舌を絡めるちゅーをし始めた。 ちなみに御主人様はダメでも、猫同士はキスもペニスの触りっこも大丈夫だからなー。 その間猫の尾が大旦那様の腕に忙しなく絡まり、ふわふわと撫でている様から、二人は大旦那様とこう遊ぶが好きなのだと分かった。

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