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第4話 "撫で"、からのぉ~~

「そうか。シュン、良い子だ」 「にゃぁん」 そう俺を笑顔で褒めながら、ゼスは耳の根本とペニスを撫でてきた。 上下からゾクゾクとしたどんどん快感が生まれる。 ゼスの優しい手つきが気持ちイイし、嬉しい……。 「はぁはぁ……ゼス、気持ちイイのに、ペニスがムズムズ苦しいよぉ……?」 「シュン、それは……」 「どうにかシてぇっ……。ゼス、ゼスッ、俺のペニスが変だよぉ!」 「……しかし……」 俺は堪らずゼスの大きな手を両手で握った。 そしてペニスを自分からゼスの指に擦り付けた。 荒い刺激が起こり、俺のペニスから更に透明な汁が溢れていく。 しかも止まらない。擦り付けが止まらないんだ。 するとゼスの指が窪みやカリ、裏筋ををなぞる様に撫でてきて俺の快感が更に上がった。 「ぅうん…。にゃ、にゃぁッ。きもち、イっ! ゼスの撫で好きっ!! でもペニスが苦しいっ……苦しいのにっ、気持ち良いよぉ…!? ゼス、ゼスぅ……にゃ、にゃぁあん……はぁ、はぁ、ゼス、ゼスっ……ゼスぅ……」 ―ゼス、ゼス、助けて。どうすれば良いの? そんな気持ちを込めて、ゼスを潤んだ瞳で見つめた。 俺の気持ちを感じているハズなのに、ゼスは何かを躊躇している。 何? 何を躊躇しているの? 俺は更に息が荒く上がってきたけどゼスに質問しようとした時、突然ドアノブが回されて…… ―ガチャ! 「あー! 店長、今日来た新人くんを"食べちゃった"んですかぁ?」 「食べれねーよ! 俺は客役でここの酒場での"撫で"を教えてたんだよ!!」 「!?」 現れた人物は、朝の海の様な薄桃色の瞳の……可憐そうな子だった。 今は可愛い感じだけど、成長したら確実に美人な分類に入りそうな男の子。 そして彼はスタスタと戸惑い無く俺とゼスの所に来ると、自己紹介をしてきた。 「んふ、僕はアジアジで住み込みで酒場部のフロア組と軽食部も兼任している、"ルア"。宜しくね、新人くん」 「よ、宜しく? 俺は、住み込みでアジアジで働く事になった、"シュン"……」 俺は突然の新たな人物に混乱する頭で、何とか挨拶と自己紹介を済ませた。 ルアは俺が喋り終わると一つ頷いて、俺の状況を確かめる様な頭の動きを見せてから"ストン"と俺の横に座り、ゼスから俺を剥がすと後ろから両手を回してきた。 「んふふ、その"撫で"の対処法は僕が教えてあげるね?」 「……?」 「お客様は、お店では僕達に"撫で"しか出来ないからね? それを忘れちゃダメだよ?」 「う……ん?」 ルアの突然の行為をゼスは黙って見守っている。 黙認している……ってことは、ルアの行動に任せても良いんだな。 俺は素直にルアの言う事を聞くことにした。 「だからね、お客様の前でそれ以上が欲しかったら、自分で処理するか仲間を呼ぶんだよ。 店長がお客様役みたいだから、今回は僕がシてあげる」 そしてルアは「逃げないでね?」と言い、俺が頷くとゼスに見える様に俺のペニスを扱き始めた。 え? え? え?? 何でペニスをルアの手で扱くの? 片手で竿部を扱いて、残る手で俺のタマ袋をもにゅもにゅしてくる。 しかもルアに手を後ろにやられて腕で抑えられているから、自由がきかない。 「ぅにゃ! にゃぁん!?」 「ふふっ。シュンの先端の赤みが増したね~。パツパツして、先走りの涎もいっぱい出しててカワイイ~。 良いかい? こう、お客様に良く見えるようするのも大事なんだからね?」 「……そうだな。シュン、一人でもする時があると思うから、ちゃんと覚えないとな?」 な、何? 今度はゼスが俺の脚を閉じない様に、両膝を開いた状態で押さえてきた。 しかも膝から内腿、足の付け根までを閉じない様に開く方向に力を緩く入れて撫でてくる。 その時、耳に温かい何かが付けられた。 "ぺちゅぺちゅ"と聞こえる音と耳に加わるモノから、ルアが俺の猫耳を舐めたり甘噛みしているのが分かった。 そんな二人からの、ゾクゾクした気持ち良さがズンズン重く蓄積されてく。 俺は相変わらずパニック状態で、二人のなすがままだ。 そしてルアから扱きを受けているペニスに、俺の奥の方から"何か"が競り上がってくる感覚が生まれた。 「にゃ!? ルア、何か出ちゃう! 手、手、放して!! ゼスも避けて!!」 「良いよ~。出しちゃいなよ! ホラ、ホラぁ!!」 「にゃ、にゃ、にゃぁうううん!!?」 俺は全く我慢が出来なくて、ルアに言われるがまま扱かれて硬くなったペニスから白濁を迸らせた。 俺のペニスの紅色の先端から、断続的に白濁が"びゅ! びゅ! びゅるる!!"と上方に高く放出されていく。 ペニスから白いを出しているのを、ゼスとルアがずっと見ている……。 二人とも、俺から視線を外さないでいるのが恥ずかしい。 何でじっくり見てるんだよぉ!? 「ふにゃ、にゃ、み、みにゃいでッ! 見ちゃ、ヤぁ……!」 顔が熱い。何だかシッコとは違う白いのをいっぱい放出しているのが凄く恥ずかしくて、瞳を強く閉じたまま開けれない。 そうしていると、目尻から涙がポロポロと零れたのが分かった。 しかも、しかも…… 「そふぁ、ゼスもルアも……、よごしッ、ちゃっ……ふにゃぁぁああん! ごめんにゃさいぃッ! にゃぁぁあん! みゃー……みゃぁああああぁん!!」 言いながら、俺はそれこそ大声でガキ泣きをしてしまった。 そんな俺を見て、ゼスが「あー……これなら、魔法で綺麗にするから大丈夫だから泣くな」と抱きしめて頭を撫でてくれた。 ゼスの腕の中……温かい。日干ししたばかりのバスタオルに包まれてる様で、何だか嬉しい。 だから、俺の涙腺と感情が緩んで爆発しっぱなしだ。 「ぅえぇぇぇっ! ゼスぅ!! ゼス! にゃぁぁん! ふにゃ、にゃぁあん!!」 「よしよし。もう終わったからな、大丈夫だからな、シュン。……ルア、容赦ねーな」 「む! こういう教育は大事なんですよ!? ああなって、ツライのは本人なんですからね! それに途中から店長もノリノリでシュンの脚を押さえて撫でていたじゃないですかぁー!!」 泣く俺の頭上で二人が言い合いをしている……。 「もう! 店長ばかりシュンを抱っこするのズルいです! シュン、ハイ、抱っこ~~」 「ぅ……?」 ゼスから離されて、今度はルアに抱っこされた。 まぁ、"抱っこ"、と言うよりは、俺とルアでは"抱き付く"の方だけど。 そしてルアからも頭ナデナデと、涙の痕にちゅちゅされた。 俺はそんなルアに徐々に抱き付き返し、最後はお互い"ぎゅ"ってした。 「落ち着いた?」 「うん……もう大丈夫。 お、驚いたけど、ゼスとルアは俺に……アジアジでのルールを教えてくれたんだよな? 混乱してて……まだ良く分からないけど、ありがと……」 二人への感謝の気持ちを込めて、俺は潤む目で交互に顔を見て何とか気持ちを伝えた。 「ルールはそうなんだけど、本当、逃げないでいてくれて良かったー。 他より良い給与等に目がくらんで意気揚々と来るんだけど、ここでの仕事内容の説明中にたまに感情を爆発させて逃げちゃう子がね……。 まぁ、まだ分からないなら、また教えてあげるから! ~~ううぅー、それにしてもカワイイカワイイ! シュン、本当、可愛い!!」 「ぅううー?」 そして俺を更に"ぎゅっ"て抱きしめながら、ルアは頭にグリグリ頬擦りしてきた。

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