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第6話 師匠に大人報告しました

俺はアジアジを出て荷物整理と色々な報告の為に、師匠の元に帰った。 師匠は今日は猫の姿ではなく、人型で窓際の椅子に座って上級の魔法学の本を読んでいた。 俺は師匠に抱き付いて、本から視線を奪う様に話し掛けた。 「師匠! 俺、無事にアジアジに住み込みで正式採用されました!」 「おう、良かったな。これでお前もここから巣立つのか……」 師匠が話を通してくれたいたとしても、ちゃんと報告しなきゃな! 「しかも俺、"大人"な身体になってました! 2年前に夢精で精通完了済みです!」 「はぁ!??」 指をピースサインのようにして、師匠に報告! 最初は静かに聞いていた師匠だが、俺の大人報告で椅子から立ち上がって俺と向かい合った。 そして屈んだと思ったら…… 「……じゃ、お祝いしてやる。……特別なお祝いのキスだ、シュン……ん、ン…」 「にゃ? ……ぅん、ん、んちゅ、ちゅ、は……は……んんぅ」 ……キス、唇は初めて……。 師匠の唇は薄い感じだけど、柔らかくて気持ちイイ……。 何だか変に"ぽわー、ふわふわ"して、嬉しくなってきた。 師匠とのキス、気持ちイイ……もっと欲しい。 いつもの頬っぺたや旋毛とか……そういうのじゃない師匠とのキスに何だか夢心地でいたら、今度は横抱きにされた!? 「それじゃ……ほら、俺に"大人になった証"を見せてくれよ?」 「みゃ、にゃ、にゃぁん!?」 そう言って俺をベッドに運び乗せ、ズボンと下着を一気に脱がせてペニスに顔を近づけて扱く師匠。 あっと言う間なのと、流れる様な動きに俺は完全に出遅れた。 「ち、近い! 近い、師匠ぉ!! ぅにゃ、にゃぁん……そこ、コシュコシュされるの気持ちイイみゃぁん! にゃぁ!」 「カリ下、弄られるの好きか、シュン。先走りが溢れてきた」 「ん、んにゃ! にゃぃッ! スキっ……好きぃ!」 「そうそう、素直なのが可愛いお前だよ。ご褒美にカリ下をたくさん責めてやろうな」 「にゃ、にゃっ! 気持ちイイっ……師匠っ!!」 しかも師匠の手に即陥落した。 だ、だって……師匠は俺の一番大事で、憧れの……大好きな相手だもん。 俺に一番安心をくれる、大きな存在……。 そんな憧れが強い人が構ってくれる、ってキュンキュンしてたら、俺のペニスが急に爆発した。 気が付けば、師匠の顔に白濁を飛ばしていたんだ……。 俺の白濁を顔面に受け、垂れるがままでいる格好イイ男前な師匠……32歳。 そして口の端近くに垂れた俺の白濁を舌で受け止め、口内に取り込んでから師匠が口を開いた。 「……俺に顔射しやがったな、シュン……」 「にゃぁん。ごめんなさい、師匠……」 言い終わると顔に掛かった俺の白濁を手で取り幾らか舐め、残りを身近な布で拭うと師匠はニヤリと俺を見てきた。 「お返しだ、シュン」 「え?」 ―ぱく。 「ん……」 「ぅみゃ!??」 な、何!? ぬるぬる温かくて、ペニスをの窪みをほじくられてる??? 俺は驚きいてペニスを確認する為に股間を見たら、師匠が俺のペニスを口に含んでいた。 "パクリ"とペニスを深く咥え込んで、俺の視線に気が付いてニヤリと目を細めた。 ……それじゃぁ、今、ペニスの先端の窪みをほじっているのは、師匠の……舌? 「~~~ンにゃぁぁああぁぁ!???」 俺は一気に恥ずかしさが爆発して、耳と尻尾が出た。 そしてその時"ピュ!"とペニスの先端から汁が飛んだ。 師匠はそんな俺の吐き出した汁を嬉しそうに飲み込んだ……。 「……コクッ」 「……」 え!? え?! 師匠、今の俺のを飲んだの!?? しかもそんな更に丁寧にペニスを舐めなくても……っ。 そんな事されたら、俺、で、でちゃぅ……。 俺が焦って「師匠、出る、出ちゃう!」と言うと、なぜか物凄い勢いで口で責められて俺のペニスはあっけなく再び白濁を放出した。 師匠は俺の放出した白濁を零さない様に喉を鳴らして全部飲み、最後の一滴まで吸われた。 「はー、はー、はー……」 「シュン、気持ち良かったか?」 「……にゃぅ」 「そうか」 俺は気だるさに襲われて動けなくなった……それに、色々衝撃が強い。 でも、そんな半分停止した脳ながら、俺は師匠に同じ事をしてみたくなった。 思い立ったら……ってやつで、俺はノロノロと起き上がって師匠に"ちゅ"と軽く口づけをしてから、「俺にもさせて?」と言って股間に顔を近づけた。 師匠のペニスが収まっている辺りで鼻を"スンスン"すると、オスのニオイがした。 そこで俺はズボンを寛げ、師匠が何も言ってこないのを良い事に体躯に見合ったペニスを取り出した。 「……おっきぃ……」 目の前には長大な、とてもオス臭さを放ち青筋が浮きそそり立っているペニス。 先端を見ると濡れており、俺は師匠みたいに口に含んでその窪みに舌を這わせた。 何度も窪みとそこから延びるラインに舌を這わせ、湧き出てくる汁を舐めとった。 ……ちょっとしょっぱい、不思議な味。 そしてそうしながら、両手で師匠の竿部を扱いた。 俺の口じゃ、全部入らないから……アジアジでルアに教えてもらったやり方を混ぜてみたんだ。 とにかく一生懸命、まねっこした。頑張って、暫くそうそしていたら…… 「―シュン、放せっ! 出るから、早く……」 「んにゃ! ヤっ!!」 抵抗したけど結局力が強い師匠にペニスから剥がされ、俺は悔しさで舌を伸ばして無理矢理先端をチロチロした。 強請る、誘導する様に師匠の窪みに舌を伸ばし、細めた舌先で余裕無く舐め突いた。 すると師匠の身体が"ぐっ"と引き締まって、ペニスが更に膨張し、切なく掠れた声が頭上から降ってきた。 「ぁああっ……クソッ! シュン、わりぃっ……」 ―びゅる! びゅるる! びゅ! びゅるるるッ!! 「にゃぁ!?」 顔に師匠の熱い白濁が!? "ビュー!"と顔に熱い粘液が、断続的にどんどん掛かる。 顔の皮膚から伝わる師匠の精液の熱に、ドキドキが増し、脳が痺れてくる。 そしてボタボタと落ちてきて、師匠の迸りが終わった。 俺は顔にぶっ掛けられて、憧れの師匠の強く濃い精液のニオイと熱にクラクラしていた。 自分が憧れて大好きな強いオスのニオイ。 変に心臓がザワついて、とても興奮する。 物凄い恍惚と陶酔……。 放出直後の師匠の精液が、目の前……特に自分の顔にたくさん、ある。 「……俺も師匠の飲むっ!」 俺は自然とそう口にして、顔に掛かって垂れている師匠の白濁を慌てて集めて啜った。 「……ぅにゃ!? こっちは苦くて……青臭い変な味……ぅにゃぁぁ~~~??」 「ふ……無理するな、シュン。出せ」 「むぅ! 師匠のだもん! 俺ッ、……もぅ、もう大丈夫だよ!! ……ん、んッ、にゃ、みゃ……んん~~!! じゅ、じゅっ……じゅるるる!」 「は……! マジかよっ……シュン、そんな意地張って無理してまで……ホント可愛い奴だな」 「ンにゃぅ~~じゅるっ、じゅるッ!」 ……本当は全然大丈夫じゃない! けど、欲しくてしょうがない。 全部、俺のモノだ!! 俺が必死に師匠の白濁を取り込んでいたら、頭を優しく撫でられた。 優しいけど、力が強いから頭がグリグリ動く。 「……シュン、いつでも俺の所に戻ってきて良いからな?」 「うん、師匠! 心配してくれて有難う。大好き!」 「くそっ。……俺も好きだ、シュン」 「うん、有難う! えへへっ」 俺が笑顔でお礼を言うと、師匠は「絶対、意味が分かってねーな」と溜息をついて残る白濁を手近な布で拭われた。 師匠の曇りの空の灰色の瞳が、また陰った。寂しそうに感じるのは、気のせい? 何でだろう? 俺、何か悪い事言ったかな? 大好きとお礼の言葉がそうさせたの? 「……今度、アジアジに飲みに行く。その時は、客としてお前を個室指名するからな。最高にもてなせよ?」 「わ! 本当? 嬉しい!! うん、頑張るね!」 俺は嬉しくて師匠に抱き付いた。 すると師匠は俺を強く抱き返してくれた。でも、ちょっと苦しい……。 そして軽く唇を合わせて、前髪を上げてオデコに"ちゅ"ってして、片方の口角を上げて雷前の曇りの様な灰色の瞳で俺を見てきた。 「シュン、10年分だから覚悟しておけよ」 でも俺は師匠が言ったこの言葉の意味がこの時よく分からず、俺は全開の笑顔を向けて「大好き」と言って頷いた。

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