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第7話 教育は大事です!? ①
あれから師匠のベッドでひと眠りして、目が覚めたら横で俺の寝顔を見ていた師匠と目が合ったら、提案を受けた。
「シュン、今夜は好きに酒を飲んで祝うか」
「うん!!」
ヤッタ! お酒だ!
16歳の誕生で記憶を無くす位飲んで以来、師匠にコップ一杯しかダメだときつく言われてる。
しかも、飲むのは師匠の前だけ……どんな拘束具合だ! 成人したのに、成人した感が全く無い!!
俺はアルコールがキツイのはあまり好きじゃないけど、飲む事は嫌いじゃないから、今回上限が無いのが嬉しい。
そして軽食をつまみながら、師匠と楽しくジャンジャン飲んでいたら……
「―……師匠が俺にちゃんと色々ソッチ関係の事を教えてくれなかったから、俺、すんごく恥ずかしい思いしてる!」
「だが、それは色々と……デリケートで……」
「もぉ、ヤ! 責任取って、色々、師匠が、俺に教えてよ!! おーしーえーてー! 教えて! 教えてぇええぇ――!!」
「は!? シュン、お前……相当酒で酔ってんな」
飲んでたら気分が良くなって、師匠に絡まずにはいられなくなった!
猫耳を出して、尻尾を師匠の身体に巻き付け、身体も摺り寄せて腕にたまに甘噛み攻撃をしながら、俺は真剣に抗議中だ!
そして俺が師匠の身体をユサユサ揺すりながら「にゃーにゃー」抗議の声を上げていたら、師匠が折れた。
「……じゃ、今から"ハーク"って呼べ。そしたら俺が今から色々教えてやる」
「うん、ハーク! ハーク! 言うから、ハークが俺に早くソッチ系を教えて?」
あれ? この流れ、ゼスに似てる。
「よし、良い子だ。これからは"ハーク"だからな、シュン?」
「うん、分かった。ハーク、早く、早く俺に色々教えて! ね? ね? 早くぅー!」
俺は酒で火照る身体をハークに擦り付けて、教えを更に強請った。
ハークは俺の強請りに、珍しく頬を緩めてキスしてきた。
軽く吸い付く様な唇に応えて俺も似たものをした。
そして俺を横抱きにしてベッドの上に運び、俺を下ろしてお互い裸になった。
「何で裸…?」と脳内で考えていたら、再びハークから啄む様なキスを受け、俺はそっちに意識が傾き、直ぐにその行為に夢中になった。
それから暫く"ちゅ、ちゅ"としていたら、胸に"ピリ!"とした刺激が起こり、ハークが乳首を潰して指の腹で捏ね始めたのだと分かった。
俺は驚いてハークの手に自身のを重ねて止める力を加えたけど、ハークには全く通用せず、「ソッチの事、教えてんだそ、シュン?」と言って乳首を捏ねてキスを続けられた。
そう言われれば、俺は求めている訳だし、従わざるをえない。
その結果、唇が離れたと思ったら……
「シュン、お前の乳首、真っ赤になってコリコリだけど、ヤラシクぷっくりしてきたな?」
「にゃっ! ハークがシツコクこねこね弄るからにゃっ!」
俺の言葉を聞きながらハークは「くくッ」と低く笑って「そうだなぁ~」と言いながら、更に俺の乳首を強く捏ねて平たく変形させてきた。
そして今度はハークの指で硬くなり赤くなった乳首を、"ぐぃッ!"と引っ張られた。
俺の乳首がハークに伸ばされ、揺らされて先を捏ね擦ら、引っ掛かれる。
痛くないけど、俺にビリビリとした快感が走った。
そしてそれは俺の育ち立ち上がってていたペニスに流れ込み、先走りとして外に溢れた。
"ぴゅ! ぴゅ!"とした軽い迸りが勝手に起こる。
「にゃぅううん! でちゃぅ!!」
「何だ、シュン? 乳首強く弄られてイくのか?」
「イく! イク!! 出ちゃう! ハーク、ハークぅ!」
与えられ続ける快感に我慢出来ずに腰を揺らすと、ペニスが先走りを流しながらぷるんぷるん揺れた。
対面のハークから"ゴクッ"という音が聞こえて、乳首を抓む力が増えて潰れる乳首。
ハークに乳首を指で更に潰されて、俺の中に強い電流がペニスと頭に流れた。
俺はその快感にもう我慢が出来なくて、ハークに乳首を弄られながら自分でペニスを弄る事にした。
自分が気持ちイイ様に、覚えたての手筒の動きでメチャクチャにペニスを扱く。
扱きながら口から涎が流れたけど、構わずに手筒を動かし、ペニスの根本から競り上がってくる感覚がどんどん強くなって……
―びゅッ!
「にゃぁああん! イく! イくにゃっ!! にゃぁん!」
―びゅるるッ! びゅ! びゅ! びゅー! びゅ――!!
射精の感覚に身を任せて、前方のハークにもたれる。
快感に負けて自慰を行って射精してる姿、完全にハークに見られた。
そしたら吐き出しが終わったペニスにハークが手を伸ばしてきて、残滓を扱き出した。
ぷく、と先端の窪みに出たのを指で掬い、精液で濡れた指先でまた俺の乳首を弄りだした。
ヌルヌルとした先程とは違う快感が、俺を新たに襲い始めた。
「ンにゃ、にゃぁん……」
自分の精液で濡れた乳首がハークに捏ねられて、赤みと硬さが増してく。
恥ずかしいのに、触れられて弄られる事が嬉しく感じる。
そしてハークは俺の精液で濡れしこっている乳首を口に含んできた。
指じゃなくてハークの舌にぷるぷると翻弄される。
俺の乳首を、ハークが吸ってる……歯でコリコリされてる……。
「ハーク、ハーク……気持ちイイっ……もっと乳首弄ってにゃぁ」
俺はそんな願いを口にしながら、ハークの頭を逃がさない様に抱きしめた。
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