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第16話 ヤバイ使用感

部屋に戻り、床上に小さなラグを敷いて寝転がりながらスライムとタコキューの取り扱い説明書を読む事にした。 スライムは瓶から取り出して床の上に置いた。 ぷるぷるとたまに表面を揺らしているが、特に移動することはなくとても大人しい。 渡された説明書も特に簡単なもので、ルアが言った通りの体液の指示と、ホワイトスライムの特性が書かれているだけな感じだ。 とにかく、自浄作用が強くて丈夫なボディみたいだ。 まぁ、必要な時にまた読んだりしたら良いかと思い、タコキューをむにむにしながらこちらの説明書を読む。 「ん……? タコキューは目以外ならどこでも良いのか。へぇー……」 俺は説明書を読み終わり、ほんの軽い気持ちで試しにペニスの先端にくっけて、「舐める」と指示してみた。 すると実際何かが"にゅるにゅる"と出てきてペニスの皮の中に侵入し、先端部を舐め始めた。 「ンにゃぅん!!?」 ヌチヌチとした水音を直ぐさせ、俺のペニスの先端を舐めるタコキュー。 軽い気持ちで始めた事なのに、俺は"これはハマる"と直感した。 ドキドキしながら、俺は次の指示を口にした。 「す……吸う」 するとその言葉に反応してペニスの窪みを中心に吸い始めた。 吸われる事でペニスの様が変化し、完全に立ち上がってしまった……。 タコキューを先端に吸い付かせ、俺は口元を両手で覆い、涙目で震えた。 何だか急にイケナイ事をしている気が大きくなってきたのだ。 「は、はーくぅ……」 不安感にハークの大きな手を思い出し、俺は瞳をゆらりと彷徨わせた。 「これはイケナイ事じゃない」とハークに言われたい。 そしていっぱい、安心出来るまで撫でて欲しい。 ペニスを吸われて、だんだん腰が浮いて揺れてきた。 奥がジンジンズキズキしてきて、もどかしい。 タコキューの吸い付きがじわじわ上がってきて…… 「はにゅぅうん! ハークぅ!」 俺は吸われる刺激に身体が仰け反って、ペニスに競り上がりを感じた。 そしてタコキューの中に白く濁る汁を放出してしまった。 タコキューは俺の汁を受けても剥がれることなく、今度は掃除をする様に"ちゅうちゅう"吸い続けている。 俺は口から涎を垂らしながら、少々膨らんだ感じのタコキューをペニスから"ちゅぽン"と剥がした。 するとタコキューとペニスの先端の窪みを繋ぐ白い糸の細い橋が出来た。 タコキューを押すと"ドロ……"と俺の白濁が床上に垂れ落ち、白い溜まりが出来た。 ……やはりイケナイ事をしたみたいで、更にドキドキが高まった。 そこで俺は買った本来の目的の使い方をしようと震える手で両方の乳首に別なタコキューを軽く吸い付かせ、「齧る」と言葉を口にした。 すると俺の乳首を咥えると"ぎゅむ! ぎゅむ!"と何度も齧りついてきた。 「は……はぁっ。ぁ、あぁ、あぁうッ……! でっ、でるッ……~~ぅうぅううぅ!!」 ―びゅ! びゅ! びゅー!! びゅ―――!!! タコキューで昂っていた俺のペニスは、呆気なく再び白濁を先端の窪みから虚空に高く迸らせた。 "パタパタ"と床に白濁が落ち、床に白濁による線が出来た。 俺はぺたんと座って荒い呼吸を繰り返し、射精の余韻が終わるのを待った。 すると吐き出した精液にスライムが寄ってきた。 俺の白濁に興味があり、動くスライムのをそのまま好きにさせてみた。 見ていると、取り込みながら進んでいる。 何だか掃除されている気分だ。 ……でもこれで俺の認識は終わったかな? スライムの動きを見ながら、乳首のタコキューを剥がしてみた。 ……乳首は真っ赤になり、ぷっくりして先が尖っていた。 自分の指の腹で僅かに擦ってみると、何だか気持ちイイ……。 でも、いつまでも指でぷにふにしている訳にもいかないから、俺はぶかぶかシャツを着た。 服を着てみると、乳首が布に擦れて"ビクン"としてしまった。 乳首……弄り過ぎて、敏感になってる? ……明日はハークの所に行こうと思っていたのに……外に出ずらいかも。 アジアジでの仕事が始まる前の自由な時間は限られている。 仕事が始まれば、俺の生活サイクルはどんどん変わると思う。 ハークと会える時間も、当然減る。 だから、ハークにアジアジのシフト内容とか……話しておきたい。 今まで結構ハークにべったりだったから、本当は一人寝も寂しい。 寒い日や暖かい日、ひどい嵐の夜、寂しい時、嬉しい時……もう、ハークの布団に潜り込んで引っ付けない……。 俺はホワイトスライムにタコキューを三個埋め、ベッドに潜り込んだ。 その夜は人型は止めて猫型になり、ベッドの上でハークの服の中に埋もれる様に丸まり寝る事にした。 「……ふぁ…………ふみゅ~」 せっかくだからスライムに名前を付けようかなと考えながら、俺は服の中で徐々に身体を弛緩させ穏やかに眠りにおちた。

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