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第19話 仕上げでスッキリ?
「にゃ……!?」
今、イッたばかりのペニスを更に扱かれてる!?
「にゃ、にゃ、にゃッ!??」
ハークの手で直ぐに再び立ち上がったペニスから強い刺激が起こり、俺の奥が揺さぶられる。
ペニスの先端をグニグニ揉まれて、何かを激しく揺り起こしてくるハーク。
俺は自分に湧き起り溜まる熱に翻弄され、「イヤ」と言いながら"もっと欲しい"欲望にハークを強く拒めないで受け続けた。
ハークは俺の心境が分かっているのか、なだめる様に肌にキスを落としながら俺を……
終点に導いた……
「―……シ、シッコ! シッコ出ちゃうから、止めてぇ……!!」
さすがに俺は手遅れと感じながらもハークの腕に縋って泣き、請うた。
でも、もはやソレは手遅れで俺のペニスは先端の窪みを開き、液体を大量に噴き出した。
―ぷしゃ……ぷしゃぁぁあぁぁあぁぁ……!!!
「ぅにゃぁ……!!?」
ペニスの先端から放出されていくものに、羞恥で涙が溢れた。
だって、だって……だって、コレって……!?
そしてそんな俺の涙を指で拭いながら、ハークが抱きしめてきた。
「シュン、これは"潮"……"潮吹き"だ」
「し……お? ふき?」
「ああ。どうだシュン、スッキリしたか?」
「……にゃぅ……?」
確かに……あのもどかしさかはかなり無い……。
でも、射精の次のがあるなんて……。
スッキリ……と言うか、真っ白だ。
ハークはシッコじゃないって言ったけど、言ったけど……
「シッコみたいで恥ずかしいにゃ……」
俺はシッコするのを見られて喜ぶ事は無いから、似ているコレは恥ずかしい。
でも、ハークに見られたと思うと変にドキドキしてくる……。潮吹き……。
自分の潮吹きを終えたばかりのペニスを見て、変にドキドキしてくる。
そして自分のまだ幼さが残るペニスから視線を外し、ハークを見た。
視線の先はハークの裸体なんだけど、俺とは違う……本当の大人なペニスが高くそそり立っていて……。
俺は一つ喉を鳴らして、自然と言葉を口にした。
「―……ハーク、辛そう……にゃ? ……す、すまた……俺でするかにゃ?」
そう言ってドキドキしながらハークに後ろを向き、腰を高く上げた四つん這いになって脚を開いて内腿を身体の下から伸ばした手で撫でた。
バスタオルに頬を乗せて猫の尾をゆらゆらくゆらせ、後ろへ視線を向けてハークの様子を窺う。
その間、俺のペニスは期待感が現れて、萎えていたのがゆっくり立ち上がり、窪みから涎を垂らしてヒクヒク揺れている。
ハークには俺のペニスの様子……丸見えだ。
恥ずかしい……。
瞳を滲ませ、「にゃぁ」と小さく鳴いたら、ハークが俺の腰を掴んで立ち膝になった。
そして俺の脚をペニスの先端に出来た先走りで撫で濡らし、左右の太腿を寄せられてぴたりとハークのモノを挟む。
内腿にハークの熱と硬さを感じ、俺は受け入れられた嬉しさが込み上がった。
俺でこうなってくれるハークに、心臓が甘く痛み、ドキドキが激しくクラクラしてくる。
「……シュン……」
「うん、ハーク、良いよっ。ハークの好きにシて?」
呼びかけに何だか弾む声で返すと、ハークは俺の内腿を使って動き出した。
内腿を擦り、ペニスも擦り押し上げてくるハークの熱い塊にあれは直ぐに虜になった。
身体も揺すられて押し付けられる肌に、もどかしさと喜びが生まれる。
……そして俺は前回の様にハークのペニスを盗み見た。
迫ってくる感覚に頬の熱が上がる。
何だか不思議な感覚……。
そんな熱に酔って、嬌声を上げながら蕩けていたら……
―つぷ……!
アナルに親指を挿し込まれ、そこからの刺激に俺のペニスが汁を僅かに吐き出した。
「にゃぁん……! ハーク、お尻弄っちゃイやにゃぁん!」
俺の言葉をハークは無視し、ツプツプと浅い位置を刺激してくる。
さすがに俺は「ちょっと待ってよ!」という気持ちを込めて、ハークの頬を尻尾の先でタシタシ叩いて抗議をした。
すると、なんとハークは……
―ガブ!!
「にゃ!? にゃ、にゃァン!?」
ハークに尻尾を噛まれ、俺はペニスから白濁を迸らせた。
そして震える俺のペニスの下のハークのモノからも白濁が飛び出してきた。
"ぐっ"と俺の腰を掴むハークの指が食い込むのを嬉しく思いながら、俺はある事を決めた。
少ししてハークは俺を放し、胡坐をかいて余韻に浸っている様だった。
俺はをれを感じ取り、くるりと向きを変えて吐精したばかりのハークのペニスを舐め始めた。
「……シュン、またお前は……。無理をするな」
「無理してないにゃ! ……ん、ちゅ、ぺちゅ、ちゅる……」
「だが……」
「……ハークの……が欲しいンにゃ……!」
そう言ってチロチロ根元から裏筋、先端と舐め、徐々に口内に収めて窪み溜まるものを舌で掬い吸う。
ハークのはおっきいから全部は無理でも、なるべく収めたい。
そんな想いを胸に、なるべく奥まで咥え込む。
どうやれば良いか分からないけど、したくてしょうがないんだ……。
だから不安で、「ハーク、気持ちイイ?」って上目の視線で聞いてみた。
するとハークは少し困った顔だけど、片方口角を僅かに上げて頭を撫でて「イイコイイコ」してくれた!
どうやら合っていたみたいだ! よし、俺もっと頑張る!!
そこから俺は頭を上下に動かして、ペニスを口で扱いた。
すると口から唾液がハークのペニスの幹を伝って落ちる。
そして二つの袋を柔々と揉めば、ハークから「く……」と切なげな声が漏れた。
「シュン、これ以上は止めるんだ」
「……じゅ、じゅ……ンにゃぅ!?」
ハークは俺を無理矢理ペニスから引き剥がすと、胡坐の上に座らせて首筋に顔を埋め肩を幾度も上下させた。
俺の尻に当たるハークのペニスはまた熱を持ってき始めていたけど、徐々にそれが治まっていった。
そして俺をバスタオルの上に置き、「すぐ戻る」と言って風呂場から出て行ってしまった。
……にゃんだよぉ、ハーク……。あのまま出しても良かったのに……。
そんな事を内心に浮かべ、悶々とし始めた時にハークが戻って来て……
「ンじゃ、乳首にはコレな」
そう言ってハークは"ペタリ"と布を貼ってきた。
そしてずれない様に幅広の布で一周された。
な、何か……胸当てされた気分にゃ……。
巻きながら、「これなら浄化作用があって擦れても大丈夫だし……あー……特訓効果にも影響は出ないだろう。明日アジアジに帰る前に取ってやるからな」と言われた。
うん。今日は泊まる気満々なのがバレてるにゃはー。
「ハーク、特訓とコレを着けてくれてありがと」
俺の言葉にハークは猫耳ごと頭を撫でてきた。
内心俺はそうされながら、また特訓を頼もうとか考えていた。
「……魔玩具を使うな、とは言わないがほどほどにな、シュン」
「にゃう……」
俺の返事を聞き、頭を更にナデナデしてからハークは今度は尻尾の根元に輪っかの装飾を着けてきた。
その輪は魔道具なのか、透明になって見えなくなってしまった。
「……アジアジで働く事への……祝いのモンだ。まぁ……お守りみたいなのかな?」
「にゃぁ! ありがとう、ハーク!!」
俺もハークに何か上げたい!
初めての給料で俺もプレゼント用意しよう!
そう決めながら、俺はハークに抱き付いてゴロゴロ甘えた。
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