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第20話 ウッカリ……

俺は自分の部屋でまた少し荷物を纏め一泊し、朝食を食べた後でハークにソファーに呼ばれ、ハークの古着シャツのボタンを外され上半身裸にされた。 胸をい巻く布を取られ、乳首を覆うように貼られた布の端をハークに抓まれ、声を掛けられた。 「シュン、剥がしてやるな」 「うん」 そう言ってハークは後ろから俺の乳首に貼った小さな布を剥がしていく。 剥がされる事で"ピリリ"とした小さな痛みが起き、俺は「にぅ」と小さく鳴いて下唇を噛んで耐えた。 ぺりぺりと剥がされ、隠れていた乳首が全て晒されて俺は剥がし終わったのだと安堵した。 朝の空気はどこか冷たく、俺の乳首が"きゅぅ"と尖った。 まだ赤みが普段より濃そうだが、ぷっくり感は減少していた。 するとハークは乳首をなぞる様に指先で触れてきた。 ハークの指先の動きにあわせて俺の股間に"クンクン"と熱が溜まり始めた。 「大分治まったか?」 「……ぅ、うん……」 聞かれて答えている間、俺のペニスがゆっくりと布を持ち上げ主張し始めてきた。 「ま、一応薬を塗っておいてやるな」 「にゃん!」 ハークはただの親切心で俺の乳首に特製の薬草クリームを塗って馴染ませてくれているのに、俺はその指に"ピクン"と身体が揺れた。 そしてペニスの先端から何か"じわ……"っとした物が溢れ、違和感が起こった。 慌てて股間を見ると、下着の一部が色濃く結構広範囲で変色していた……。 「にゃ! も、漏らしちゃったにゃ!?」 「……?」 「大変にゃ! ハーク、俺、パンツ脱ぐ!!」 「あ? お、おい、シュン……?」 俺は慌ててその場で下着を脚から抜き去った。 すると俺のペニスがふるんと姿を現し、その先端の窪みと下着に細い糸が出来た。 結局俺はハークに見守られながら下着を脱ぎ、潤んでいるペニスに絶望した。 「やっぱり漏らしてた……!」 「……何だ、シュン感じたのか。くくく……」 「え?」 「乳首……相当好きなのな、お前……。ほら……?」 ハークは俺の耳元で低い声で囁くと乳首を抓んで、指の腹でゆっくり擦り始めた。 俺はこの刺激にペニスが完全に立ち上がり、「にゃぁあん……」とハークの指に翻弄され始めた。 ハークを受け入れ、止める事を忘れて暫くそれに身を任せて俺はハークにもたれてにゃんにゃん喘いだ。 弄られている間はずっとペニスからはトロトロと先走りが流れ、高い位置から下へ流れ落ちていく。 俺は不味いと思ってタマ袋の下に手を置き、受け止めようとしたら指先がアナルに触れた……。 自分でその存在を確かめる様になぞっていると、指先つたいにアナルが先走りで濡れ始めた。 「……にゃ……ぅ……」 俺は垂れ落ちて来た先走りで濡れた指先をゆっくりと挿し入れ、自分の濡らした窄まりを開いた。 そしてやっぱりまだ浅い位置を"くちゅくちゅ"と弄り、身体をピクピクとさせた。 「にゃ、にゃぅ……にゃぁ……にゃ、にゃン!」 「…………」 ハーク、絶対、俺が何をしているか分かっているのに、そのままでいる……。 俺はハークに乳首を擦られながら自分でアナルを弄り……ペニスを扱き始めた。 「……ぅンッ……! にゃ、にゃは……はぁ、はぁ……は……気持ちいッ……。気持ちイイの、止まんないっ、ハーク、止まんないよっ……!」 それから気持ちイイ事をひたすら追い始めた俺は、ハークの視線を感じながらペニス先端の窪みを指先でグリグリと自分で苛めた。 "にちゅにちゅ"とした控え目な水音は俺の指の動きに呼応する様に、"ぐっちゅん! ぐっちゅん!"と大胆な音に直ぐに変化した。 すると不思議な競り上がりがペニスの根元奥から急に起き、弄り倒した窪みから白濁が"ビュ! ビュ!!"と数塊吐き出された。 俺はハークの腕に支えられながら、吐き出す度に身体を跳ねさせ「出る、出るにゃ!」と嬌声を上げた。 そして吐き出しが終わり荒い息を繰り返してアナルから指を抜けば、いつの間にか根元に近い位置まで自分で挿し込んでいた……。 「……にゃぁん……こんな事、するつもりなかったのに……」 「あんなに自分で善がって、シュンはエロいなぁ」 「ふみゅ……俺、エロい? ハークはそんな俺はイや?」 「嫌じゃない。……ま、俺には美味しい展開だったけど?」 そう言ってハークは俺の向きを変え、頭を撫でながら額にキスをしてくれた。 だから俺は「ハーク!」と言って自分から唇を数度軽く重ねて、きゅう、と抱き付いた。 自分で勝手に始めて射精までしちゃって、恥ずかしさがジワジワきた俺はハークに抱き付きながら俯いて動けなくなった……。 どうしてこうなった……。 その間ハークは俺の肩にシャツを羽織らせて、ゆっくりと背中を撫でてくれていた。 「シュン、もう少しゆっくりしてくか?」 「にゃぅ……」 そして俺はその撫でとハークの体温に安心して、そのまま腕の中でくぅくぅ寝てしまったのだった。

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