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第25話 スペシャル撫で、入りまーす

―アジアジが休みの日の朝、俺はダッシュでハークの家に向かった。 そう! 俺はハークにとっても大事な用事があるんだ!! 「ハーク、おはよう!」 「……ぁ? ……シュン……?」 寝ているハークに跨って、朝の挨拶! よし! マウントは取った!! 俺はまだ合鍵持っているから、出入りが自由なんだ。にゃっふー! ハークを見下ろし、胸の上に両手を付いて問い質す。 「何で最初の日以来、酒場に来てくれなかったんだよ!」 「それは……ボス猫の集会とか、色々……。行ってもタイミングが悪いとこの前みたくなるし……」 そ、それはそうだけど……! だけど!! だけど!! だけど――!! そして俺は言いたい事が一気に爆発した。 「にゃぁ! 寂しかったにゃよ!? う~~にゃ―――!! にゃぁああぁぁぁッ!」 「そ、それはスマン……」 「オレンジジュースは、俺のなのに!! ハークのバカバカ!!」 「お、おう?」 「約束したのに!! 俺を……たくさん撫でに来たんじゃないのかぁ!!!!」 「う……」 そう言ってハークの胸や腹にポカポカ猫パンチ!! どうせ俺の力じゃ効かないのは分かるけど、気分的にやらない選択は無い! 「分かった分かった。行かなくて悪かったな、シュン。 ……お詫びにシュンを今からここで、たくさん撫でるのはどうだ? な、シュン?」 俺の両手を掴んで猫パンチを止め、機嫌を窺う様に言うハーク。 ……ふみゅ? ……反省している様だし? 許してやっても……良いかな! 「……うん! ハーク、たくさん撫でて! アジアジ酒場の特別出張にゃー!!」 わーい! これはハークと遊べるし、たくさん撫でさせる!! そして俺はハークを起こし、オレンジジュースを用意させてソファーに座った。 よぉし! 準備万端! 「さ! ハーク、撫でてにゃ? にゃふふ~~」 「ん~~……」 そうしてハークは俺を撫で始めた。 俺は背中を優しく温める様に撫でられ、「にゃうにゃう」甘えた声を出して抱き付いた。 そう、これこれ! ハークとこれがしたかったんだよ!! そして頭や服の上から腕や太腿を同様に撫で、ハークは突然服の中に手を入れてきた。 「ぅにゃ!?」 「シュン、ここからは個室の時みたく直に撫でてやろうな~」 素肌!?  個室!?? お腹や胸……乳首が撫でられ、俺はそれに「にゃぅにゃぅ」と先程より高い声で鳴いた。 ハークはそうしながら俺の衣服を全て脱がし、仰向けで大きく開脚させるとその間に陣取ってきた。 ……これでは恥ずかしくても、脚が閉じれない……。 そして自分の中指をたっぷりの唾液で濡らすと、俺のある一点を撫で濡らし始めた。 「ゼスの店で青リボンのお前は、ここを撫でられないだろ? 罰金、下手すりゃ暫く出禁だ……」 「にゃぁん!?」 そう……ハークは俺のアナルの表面を指先で撫で濡らしてきたのだ。 少し挑むような視線で俺を窺い見、ハークは自信有り気に俺に告げる。 「俺の部屋ならどんな所でも、満足するまで撫でてやれるぞ……? ん?」 「ふにゃ、ふにゅ、ふにゅぅん……! にゃぁん……そんなコト、撫でッ……」 ―つぷ 「内側も撫でてやろうか、シュン?」 「はにゃ!?」 ―じゅぶ……ぶ、ぶ、ぶ、ぶ…… 「ほら、シュン……どうする? ここのスペシャルだぞ?」 「ハーク、指っ! 奥っ……にゃ、にゃぁぁん!?」 ハークの指に反応して、ペニスの窪みに丸い液体がぷっくり出来た。 こ、ここでの、スペシャル……!? スペシャル撫で……!! 「……ぉ、お、奥までッ……いっぱい撫でてっ、ハーク、ハークぅ……」 「……奥まで欲しいのか? シュン?」 「ふみゅ……」 聞かれて涙目でコクコクと何度も頷き、ハークに答える。 「よし、ゆっくり奥まで撫でてやろうな? ほら、シュン……入ってく」 「にゃ、にゃぁうん……ぁ、あ、あっ……ぁにゅッ!?」 ハークの指撫でに身体がプルプルして、勃起したペニスの窪みから先走りが溢れて流れ出た。 コプコプと先端の窪みから湧き出した透明な液体は、立ち上がったペニスの頂点から下へ下へと濡れた道を作る。 ハークの指に合わせてヒクンヒクンと伸び揺れ、皮から完全に先端が出きって露出状態だ。 「……ほら、シュン……勃起したらどうするんだっけ?」 「じッ……自分でッ、扱くにゃぁっ……あッ、あ、ぁッ!」 俺はハークに言われるままペニスに手を伸ばし、扱き始めた。 片手で扱きながら、残る手は口元に。 扱く度に涎が溢れ、視界が潤んで息の荒さがドンドン上がる。 ハークの前……直ぐ近くで手筒を上下に動かし、湧き出てくる先走りをペニスに塗り濡らす。 「ン、ンにゃ、にゃぁっ……」 "ネチュネチュ"とした粘着く水音が羞恥心を煽るのに、同時に恍惚感が溢れる。 見られたくないのに、見て欲しい矛盾した気持ちに心臓が暴れる。 ―コリッ! 「……!!?」 その時、以前教えられた前立腺をハークが指で押し撫でてきた。 俺は突然の鋭い快感に、ペニスの先端から"ビュ!"と白濁を僅かに飛ばしてしまった。 そしてその瞬間にハークは指を二本にし、再び前立腺を……今度はもっと激しく弄り出した。 アナルに二本の指を出し入れし、内部でバラバラに動かし撫で前立腺を押し、広げる……もう生み出される快感で俺は蕩けてしまった。 「にゃ、にゃぁン……! ハーク、指ッ……イくっ、イくにゃぁん……!! にゃめぇッ! ……めぇええッ……!!」 ―びゅ……! びゅッ! びゅる! びゅるるるッ!! びゅ―――……! ……俺はいつの間にかペニスを自ら扱かなく握るだけになり、ハークの指でイかされた。 その際、腰を浮かせて断続的に高く白濁を吐き出し、ハークの指をアナルで咥えて身体全体を痙攣させて、俺は快感の波に呑まれてそのまま意識を手放した……。

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