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第34話 御主人、気持チ良ク、スル。
俺の言葉にハークの動きが止まってしまった。
やはり何かを迷う様な……そんな雰囲気を感じる。
俺はハークを悩ませる様な事を言ってしまった?
そしてその時、俺の胸の上にノルが乗っかってきた。
「シュン、このスライムは……?」
「それは"ノル"にゃ。魔玩具店で買ったホワイトスライムなんにゃ」
「……そうか。魔玩具として開発された奴か」
「?」
「良し、このスライムを使おう。形状記憶能力が強化されているはずだ」
そう言ってハークは俺の胸の上に居るノルを抓み、話し始めた。
「この形を覚えるんだ」
ハークはノルの表層を棒状に伸ばし、形を整えて……簡易的なペニスの形にした。
「……似せて作ったからな、シュン」
「? うん……?」
「ノルにこの形をとらせたい時は、"ゼロ"と言え」
「……うん! 分かった!」
このハークが作った形、また使えるんだ!
ノルに"ゼロ"って言えば、この形をしてくれるだなんて、便利!
そしてハークは変形させたノルを俺の口元に持ってきて、唇を突きながら指示をしてきた。
「……シュン、舐めるんだ」
「うん、ハーク……ん、んじゅ、じゅ、じゅるッ、じゅじゅ……じゅ……は、はぁはぁ……おっきぃ……っ」
俺はハークに言われるままノルを口に咥えて表層を舐めた。
確か……ルアもしていたな。
そこで俺は以前ルアに見せられた事を思い出しながら、頭を前後させた。
しかもコレはハークのペニスに似たモノで……そう思いながら舌を這わせて濡らしていたら、ノルがブルブルと震えてきた。
舌にノルの歓喜の震えを感じながら舐めていたら、ハークは俺にノルを舐めさせるのを止めて今度は尻たぶを開いた。
「……ぁ……?」
「シュン、コイツで良くしてやるからな……」
ハークはそう言ってノルを細く変形させてから、俺のアナルへ挿入した。
大分挿し込んでから、ハークに「体液を出しながらゼロになれ」と言われたノルは俺の中でその太さに膨らんだ。
「にゃ……にゃぁあん!? おっきくなってる……!? ンにゃぁん! お腹……ミチミチにゃん……」
俺の中に"みっちり"とした存在が生まれ、俺は生まれた快感に高い嬌声を上げた。
頭が真っ白なって、口から涎が溢れ、ペニスが何度か軽くイったと分かる白濁を吐き出した。
そしてハークはそんな俺の状態を見ながら、「動かすぞ」と言ってノルを動かし始めた。
アナルにノルを挿し込み前後に動かし、奥を強く突き押し前立腺をグリグリとして、また前後に動かされる。
その間ノルはローション成分の体液を出しながら、歓喜の震えをしっぱなしだ。
「……みゃぁん……ぶるぶるって……奥! 奥に当たってる……にゃぁあん!! は、はーく、はーくっ! 気持ちイイ!! にゃはぁん!」
ぐちゅぐちゅと派手な音をさせながら得られるアナルからの大きな快感に、俺のペニスに急速に駆け上がりが起き……
「イくぅ! ……はにゃん!! にゃぁあん!! イく! もぉッ……イくにゃぁああ!!」
―びゅー! びゅー! びゅ――!!
「……ン……にゃ……ッ……は、はー……はー……イッ……た、にゃ……ぁ」
下唇を噛み、俺はハークの前で派手に射精した。
射精している自分のペニスを対面で見ているハーク……。
ペニスの先端から白濁の液体が断続的に飛び出る。
アナルにノルを挿入されたまま、吐き出しをしている事が物凄く恥ずかしいのに、見ていて欲しい……。
「んっ……」
俺はそんな気持ちが膨れ上がり、自ら脚を更に開いて腰を揺すった。
―……そして俺はハークのペニスも勃起しているのに気が付いた。
「……今度はハークの、舐めさせて……」
そう言って俺は猫の尾でハークのバスタオルを緩め、床に落とした。
俺を解放してくれたハーのモノを、俺が解放してあげたい……。
「お願い」と言った俺に、ハークは一旦唇を塞いで……
「……シックスナイン……するか、シュン」
……俺はハークの言葉が分からなかったが、頷いてなった体勢で理解した。
「にゃぁっ……は……はにゃぁん!」
「ほら、シュン……ん……じゅっ……じゅるッ……」
俺の射精後のペニスを舐め咥えるハーク。
ハークに翻弄されながら俺は何とかハークのペニスに掴み、先端を舐めて吸い付いた。
「んじゅー……じゅる! じゅ! ……じゅるるる!! んは、は……じゅる! じゅるっ……」
俺はノルにアナルに出入りされながら、ハークのペニスを舐め啜る。
口の中にハークの味が広がり、癖のある独特なものに不思議と興奮してくる。
でも、この味の……次の方が欲しい。早く口の中に欲しい。
俺はそこでハークのペニスの窪みに舌先を尖らせ、舐め突いた。
ハークから「く……」と声が漏れ、"じわ"としょっぱい味が広がる。
でも、これじゃない。
そこで俺はもっとペニスを飲み込んだ。
そしてペニスを一生懸命舐め啜り、ハークが解放してくれる様にぎこちないけど……頑張った。
ハークは俺のペニスの根元と指で輪を作り、イかない様に調整しながらペニスを可愛がってくれてる。
そうしながらノルの動きも調整して、震えるノルを動かして俺の内部を責めてくる。
俺は快感に涙をながして身体を跳ねさせながら、ハークのペニスを咥えた。
そして遂にハークのペニスが俺の口の中で質量を上げて、先端の窪みから液体が飛び出してきた。
―ごぶっ……
「……ふぐッ……!!」
吐き出される量と威力に俺の嚥下が間に合わず、直ぐに頬が膨れて決壊し、口から白濁が溢れて流れた。
口元を白濁で汚しながら、俺は外れていくハークのペニスを見ていた。
降り注ぐ熱い白濁を顔や喉元に感じ、俺はそれを両手で伸ばして乳首を弄った。
乳首はすでに尖り硬くなっており、そこにハークの精液を塗りこんでいると思うと俺のペニスがぴくぴく揺れた。
そしてハークの射精が終わり、窪みからトロと垂れて来そうなモノに舌を伸ばして、再びハークのペニスを掴んで吸い付き残滓を啜った。
コクコクと苦い独特な白濁を飲み込みながら、俺はニヤケが止められない。
上手く飲めなかったけど、目的の物を得たのだ。
そして上手く出来なかったから、せめてもと俺は射精後のハークのペニスを丁寧に舐めた。
ハークは「シュン……」と何か言いたげたったけど、俺は無視して舌を動かした。
すると、今度はハークがペニスの根元の指をのけ、俺に「シュン、イきたいか?」とペニスを舐めながら聞いてきた。
俺はそれに心臓が痛い位跳ね、ハークの言葉にペニスがぷるんぷるんと激しく反応して自己主張してる。
「ハーク……イきたい……。ハークが、イかせて……にゃ……ぁ……」
俺は震えるノルをアナルで咥えたまま、太腿に手を置いて完全に脚を開いてハークにペニスを晒した。
その時、ドロドロと熱い先走りがペニスの先端の窪みから大量に流れ……自分の期待感が窺えた……。
ハークは期待に涎を流した俺のペニス先端にキスをして……そのまま熱い口内に収めて……
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