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第36話 ルアの特別調教室
アジアジの奥にある特殊な部屋。それは……
「―……『調教部屋』にようこそ、ヨセムさん…………ん~……でも今から、呼び捨てで呼ぶね? ヨセム?」
「……君は……?」
「んふ。僕は青リボンの"ルア"。シュンの部屋で会っている筈だけどな?」
僕はヨセムに応えながら青リボンの端を抓んで伸ばし、ヨセムの頬をゆっくり撫でた。
「あのね、貴方は僕が店長に掛け合って貰ったんだ。僕の二人目の"メス猫"にして上げる」
「は!?」
「ヨセムのメス猫化の調教は、タコキューでするね」
「何だそれは……!?」
僕はヨセムの言葉を無視して、彼の両乳首とアナル、ペニス先端とタマ袋の左右にタコキューを付けた。
そうそう、今のヨセムは僕の魔力に縛られて全裸で体勢は四つん這い状態なんだ。
タコキューを付け終わり、僕は彼の広い背中に座って指示を出した。
「舐める」
僕の声に反応したタコキューがヨセムを舐め始めた。
ヨセムは突然の刺激に身体が大きく跳ね、戸惑う声色の喘ぎを吐いた。
僕はそんな彼の様子を見ながら、彼の耳元で「気持ちイイ?」と聞きながら耳を噛んだり舐めたりした。
ヨセムは僕の問い掛けに呻く声だけで答えをくれない……そこで僕はタコキューに次の指示を出した。
「吸う」
すると声にならない喘ぎをして、ヨセムの口から涎とペニスの先端から先走りが大量に溢れた。
腰がカクカクと動いて、大人な彼のペニスが真っ赤に膨張している。
アナルからの刺激も感じている様で、お尻がキュッキュと締まってタコキューの刺激を乞うている。
彼の職業は……冒険者。ダンジョン等の極限状態の昂りを逃す為に同性で……ってのを体験しているかもしれない。
現に僕の一匹目の猫はバイで、同性同士の体験を冒険者時代に結構していたと教えられてる。
「あ! そうだ! 僕、大事な物をヨセムに着けるのを忘れてた!」
「……? ん、ぁ、わッ……忘れ……?」
ヨセムから降りて僕は彼の目の前にリングを煌めかせた。
「んふ。僕の魔力を混ぜて作った特別製コックリングだよ」
あの魔玩具屋で作ってもらったもので、結構なお値段と時間が掛かる物なのだ。
だから、リングを着けるのは僕の中で特別な意味があるんだ。
二個目のリングはこのヨセムに着けたくなった。
その理由は……
―シュン……猫を見る目に熱がこもり過ぎて居る、から。
んふふっ。動物……獣好きに悪い人は居ない、ってのかな? ま、僕の勘。
後は、ヨセムがなかなか好みだったから。これは結構重要。
「これからは僕がヨセムの射精管理してあげるね? 良いよね?」
「……っ……ぁ……」
そして僕はヨセムの唇とペニスにキスして彼のモノの根元にリングを着けた。
リングは普段は透明だけど、僕が呼び出せばその効果を発揮してくる。
ヌルヌルのペニスを舐めて、タコキューを全て外してヨセムを見下ろせば全身真っ赤で潤んだ瞳で僕を見ていた。
「……カワイイ」
僕は素直な感想を零して頬に擦り寄り……
「シュンじゃなくて、僕を見て。……僕の猫になってくれるよね? ヨセムの事、気に入ったんだ。
それにヨセムが起こした問題も僕が何とかしてあげるよ?」
そうしてゆっくり頬を合わせていると、ヨセムから「……なる。可愛い子には敵わない……」と聞こえてきた。
僕は嬉しくてヨセムの縛りと解いて抱き付いた。
「あのね、基本的な生活は今までと変わらないけど……」
「うん……」
「僕を一番にしないと、ヨセムに酷い事しちゃうからね? そうなって、泣いても知らないからね!」
「分かった……」
「んふふ! 浮気は許さないから!」
そう言ってヨセムのペニスを扱いたら、身体をビクンと震わせて僕の手で即行でイッてしまった。
真っ赤なペニスの先端から白濁が噴き出していて、僕はその"みるく"をぺちゃぺちゃ舐めた。
そうしながらタコキューで解れているアナルに指を最終的に二本挿し込み、"ぐちゅぐちゅ"と弄ればヨセムは「駄目だ」と言いながら腰をくねらせて……。
「よひぇむ……かわいっ!」
「咥えながら……喋らないで……くれっ……!」
何度も軽くイきながら、僕を拒まないヨセム。可愛過ぎ!
僕の脱童貞の相手が揺らいじゃいそう。
一番目の猫に相手をしてもらおうと思っていたけど、ヨセムもなかなか……。
「―……ルア、彼が新しいメス猫かね?」
そうしてヨセムとじゃれて指を増やそうとした時、僕の背後にある気配が立っていた。
……相変わらず"気配を消す"のが上手い。
店長が連絡を入れたのかな? ま、これで紹介する手間が省けるね。
「……うん、そうだよ。ヨセム、この方が僕の一人目のメス猫。仲良くしてね?」
そして僕は現れた人物の手を取り、ヨセムに紹介した。
「初めまして。これから仲良くしよう。宜しく、ヨセム。私は"ヴェリオス"」
「……S級のヴェリオス……!?」
「おや? 私の事を知っているのですか?」
「知ってるも何も……アンタはエンシェント種を単独で倒したドラゴンスレイヤーとして、伝説クラスの冒険者……」
「まぁ……昔はそんな事をしましたね。でも今はこの大変愛らしい猫のルアに夢中のただの老いた男ですよ」
「にゃぁん! ヴェオリス、僕に夢中だなんて嬉しい!!」
そう言って僕はヴェオリスに抱き付いてキスした。
んふふ……ヨセムが顔を真っ赤にして呆然と見てる……。口も大きくひらっきぱなし……。
その表情……可愛い、……かも?
僕は流し目でヨセムを見て、小さく笑ってからヴェオリスと舌を絡めるキスを始めた。
ヴェオリスはキスしながら僕の服を脱がせ、乳首を撫でながらペニスを扱かれた。
その時耳元で「ルアの瞳は朝海を染める空と同じで、澄んでとても綺麗ですよ」と囁かれ……僕はその言葉の嬉しさに猫耳が出てしまった。
……ヴィオリスったら行為をヨセムに見せつける様にして、僕との親密度を自慢してる……。
そして僕は最終的にヴェオリスの口内に射精させられた。
「……貴方もルアのを飲みたいですか?」
僕の白濁を飲み終えたヴィオリスがヨセムに聞き、彼は「……はい」と頬を染めながら素直に答えてきた。
そして僕はヨセムの前で膝立ちでペニスを晒し、イッたばかりなのに熱い口内で熱烈な舌の愛撫を受ける事になったのだ。
「……ああんっ……ヨセム、舐めるの上手っ! にゃぁん!」
ヨセムにペニスをねっちっこく舐められていたら、急に尻たぶを開かれてアナルに"ぬるっ"とした物が触れてきた。
僕のアナルをぐちゅぐちゅと熱心に厚い舌で舐め穿る……ヴェオリス。
んふ……。自分でしむけたのに、ここでもヨセムに嫉妬したの? 可愛い僕の一番目の猫……。
「……ぁッ……にゃ、にゃぁん……両方……だなんてっ……! ぅにゃん!! ……は、にゃ、にゃぁッ……!」
でも、刺激が二倍……なのはやはり身体と思考が蕩ける……。
僕はヨセムに覆いかぶさる様に彼にしがみ付き、二人の年上の男からの愛撫に身体が崩れていく。
「二人とも、上手に舐めて……んぁン……気持ちイイよぉ……。ぅにゃぁ……あー……ぁあ……ぁああぁ……!」
ペニスをヨセムが、アナルをヴェリオスが舐め、僕が乱れて善がるのを見ている。
そこで僕はヨセムの頭を両手で掴みペニスに近づけさせ、ヴェオリスにお尻を突き出した。
「にゃぁん……は……にゅっ! ンにゃぁ……!」
更に猫語でどんどん善がったら、ますます舐めが激しくなった。
二人とも、好きだね~。
ま、本当に気持ちイイんだけど!
「―……はにゅ! みゃぁん……みゃぁぁん!! イ……くッ! イッちゃうっ!! ンにゃぁぁあん!!!」
―びゅ! びゅる!! びゅるるるる…………キュッ……きゅぅうン!
そして僕はヨセムに口内射精しながらヴェオリスの舌をアナルで締め、二人の間で身体を痙攣させてイった。
将来はアジアジでタチ専門の赤リボン予定だけど、今はこうして楽しむのも僕は好き。
イき痙攣をしている僕をヴェオリスが優しく抱き寄せてくれ、僕は老いても隆盛な逞しい胸に縋って息を整えた。
ヨセムは僕の頭を……いつの間にか出ていた猫の尾をゆっくり撫でてくれてる。
……大きな手が気持ち良い。
……猫の部分が出てる……抑えられないくらい気持ち良かったんだ……。
そこで僕は二人の間に座り直し、ヴェオリスの右腕とヨセムの左腕に腕を絡ませて、引き寄せた。
「……あのね、これからは三人で仲良くしようね?」
そう言ったら、左右から頬にキスされた。
……シュンに怖い思いさせたヨセムを僕が貰っちゃった、このヨセムの処遇にシュンはショックを受ちゃうかな?
でもその時は……
―……こうしてみんなで仲良くなるのも悪くないかもね!
そして僕は「んふふ」と笑った。
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