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第39話 指導猫はみるく好き

予想通りと言うか、ルアの個室予約の相手はヴェルオス様だった。 ルアは俺の個室指導をしたいと話し、ヴェオリス様はそれをアッサリ受け入れてくれた。 そして俺はゆったりとフランデーを飲む彼の前でルアと撫でっこをしながら戯れている。 「……ンにゃぁ……ルアっ……」 「ふふっ。シュン、乳首気持ち良いんでしょ?」 そう……俺はルアに乳首を撫でられて、例の小さな半スケのフンドシの前を尖らせている。 頂点はもうすでに濡れて透けており、布を伸ばしている先端が興奮した赤だとバレバレだ。 「ンふ。ペニスからの涎でシュンのスケスケ……ヌルヌル」 「みゃぁ……!」 乳首を抓まれ、ペニスの先端をツンツンとされて、俺はルアのイタズラな指先に反応して先走りを溢れさせた。 先走りを吐き出した直後の敏感な先端をルアが更にクリクリと布越しに撫で、俺を煽る。 俺はこの煽りに負けて猫耳と尾を出現させてしまい、ルアも合わせて出してきた。 「シュン、このドロドロの布、外して良いよね?」 「んっ……。イイっ……にゃ……ぁ!」 そしてルアは俺の返事を聞きフンドシを外し、ヴェオリス様に俺の勃起ペニスを晒した。 布が無くなった事で、ペニスが"ぺちん!"と俺の腹を勢い良く打った。 「にゃ……にゃぁん……!」 俺は自分の興奮具合に流石に恥ずかしくなり、ルアに抱きついて真っ赤に熱い顔を隠した。 ルアは俺の耳元に「僕も外すからね? 二人で見てもおう?」と言って、俺と同くフンドシを外して腹に付くほど勃起しているペニスを晒した。 そしてルアはヴェオリス様の太腿に跨ると「撫でて下さい」と甘え始めた。 その甘えた声にヴェオリス様はふわりと微笑んでルアを撫で始め、俺を手招きして呼び、反対側の脚に跨らせた。 バスタオルの上に跨って、大きな手にゆっくりお尻を撫でられ、俺をルアは厚い胸板に頬を寄せて「にゃんにゃん」声を上げた。 ルアを見ると尾の根元とお尻を鷲掴む様に撫でられながら、自分でペニスを扱いていた。 剥き出た真っ赤な先端の窪みから透明な汁を零し、それをペニスに塗りつけながら扱き、腰を揺らしている。 俺はそんなルアの痴態に触発され、自分のペニスの皮を下ろし、先端を露出させた。 その事で一瞬、熱が周囲に溶け出た様な錯覚が起こり、俺は思わず「にゃぅん……」と息を吐いた。 そしてペニスを握る手を上下させ、溢れ出る汁をペニスに塗り扱いた。 ヴェオリス様は俺とルアの変化に撫でる範囲を広め、猫耳や尾も使い上手く昂ぶらせられ……ほぼ同時に…… 「……ンにゃぁああん!! イく! イくにゃ!! ふみゃぁ……っ」 「……にゃはっ……にゃぁぁん……! イくぅ……みゃん!! みゃぁん!」 ―びゅー! びゅー!! びゅっ! びゅるる!! 「ああ……二人とも、たくさん可愛くみるくが出せましたね」 ヴェオリス様に背中を支えられながら、仰け反って俺とルアはペニスを晒して吐精した。 お客様に晒す様に射精すると喜ばれると教えられた通り、俺はそうしたしルアもそうしている。 真っ赤な先端の窪みが白濁を吐き出し、俺は射精の気持ち良さにだらしなく舌を出してイき痙攣を繰り返した。 そしてイき終わって放心しているところでルアに抱き寄せられ、フカフカのラグの上に座った。 座った場所はソファーに座るヴェオリス様の前で、そこで俺はルアに舌を吸われ、そのサインに気が付いて俺もルアの舌を吸った。 ハークとは違う小ぶりなルアの舌に舌を絡め、くちゅくちゅとお互いのを堪能する。 肌を摺り寄せ求める事で乳首同士が擦れたり潰されたり……気持ち良い……。 そうして暫くルアと戯れていたらヴェオリス様から"クチクチ"とした粘つく水音と、ふわとオスの香りが漂ってきた。 するとルアが俺から顔を離し「お客様のを鎮めよう」と言われ、俺は頷いた。 そうだよな。お客もそうなっているなら、対応しないとな。 「―……シュン、鎮め方としてお客様の"みるく"をこうして貰っても良いんだよ?」 「……にゃ……?」 ルアは俺にそう言ってヴェオリス様に向かって祈る様に五指を絡め、大きく口を開けた。 「んふ。ヴェオリス様……ルアにいつもの搾りたてみるく、いっぱい下さいにゃ…………あ~~~ん……」 そしてソコにいつの間にかバスタオルを外し、ペニスをそそり立たせ射精直前のヴェオリス様が立っていた。 俺はルアの横に座って二人のやり取りを間近で見る事になった。 ヴェオリス様はルアに「イきますよ」と断りを入れてからペニスを更に扱いて、ルアに顔……口めがけて白濁を迸らせた。 ―びゅ……! びゅるる! びゅー! びゅー!! びゅー! 「……にゃぁん! あっつい……オス臭いみるくキたぁ!!」 白濁を掛けられ、更に口内に溜まるモノを嚥下し、ルアはぺろぺろと一通り堪能すると唇を一舐めして恍惚感が乗る声色を出した。、 「……ヴェオリス様の、新鮮濃厚みるく美味しかったにゃン♪ 大好きッ!」 そうか。鎮める手として、こうしたやり方もあるのか。 俺が感心していると、ルアが再び抱きついてきた。 胸が触れ合い、ヌルリとした白濁の感触があり、俺はその滑る事で生まれた刺激が良くてペニスがぷるりと揺れた。 ルアはそれが分かっているのか、胸同士を合わせて揺れながら俺の唇を塞いできた。 「本当は僕だけのなんだけど……今回は特別お裾分けしてあげるね。……ん、ちゅ、くちゅ……ちゅ……」 「ンぁん……ルア……? みゅ、みゃん……くちゅちゅ、ちゅ……」 俺はヴェオリス様の強いオスの味がする精液を纏ったルアの舌を口内に入れられ、絡まれた。 くちゅくちゅと絡まる舌で精液が口内に回り、俺はルアの唾液と共にそれも嚥下した。 「シュン、こうしてお客様のみるくを貰うのも大事だからね?」 「うん……」 ルアに与えられた濃いみるくにクラクラしながら、俺はその教えに素直に頷いた。 ―そしてヴェオリス様はその後俺達を丁寧に撫で回し、ルアと俺にたくさんチップをくれて満足そうにアジアジを出て行った。

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