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気に入らないわ。 そう自室で小さく呟いた。 譲がたまに電話をしているのは知っていたの。それは別によかったわ。まだお友達と話したいのは仕方が無いもの。まぁそのうち無理やり切れさせなきゃ、程度だったのよ。 でも、よ。ある時電話をしながらごそごそとし始めた譲を見て......、その後すぐに部屋についてる風呂に走る譲を見て......、男の子だし、彼女とエッチな電話をしているのね、しょうがない子と思ってたわ。ばれてないと思っているのが可愛かったわ。 どんな子か調べてみましょ、と譲の携帯の電波を逆探知してみたの。そしたら。相手はーー。 持っていたティーカップを床に叩きつけた。 官乃木 朔、ですって?電話の相手が?エッチな電話の相手が? 「ふざけないで!」 割れたティーカップをさらに靴で踏みつける。 「どうして譲があれと会話してるの!あれはいらない子だったのに!」 バキバキと割れていく陶器。 「なんでわたしがこんな目に合わなきゃいけないの!あれが悪いのよ?!わたしは悪くないわ!」 どういうことなの?朔は譲に手を出したということなの?血の繋がった息子に?許せない、気持ち悪い、ありえない! 粉々になったティーカップ。ふぅ、と一息をつく。 「...譲には、お仕置きしなきゃいけないわね」 そうだわ、譲があれと話すのがダメなの。ちゃんと躾ないと、今後の生活に支障をきたすわ。 叩く、蹴るはだめね。ばれたら終わりだもの。それよりもっといい躾の方法があるわ。...そう、朔を使った躾の方法が、ね?

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