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3.毎日犯されまして
目覚めると、天蓋付きのベッドの上にいた。そしてすぐ横に僕を犯しまくった見目麗しい色素の薄い男がいて、とても嬉しそうに僕を見つめていた。
「おはようございます、おなかはすいていませんか?」
「……すいている、と思う」
睨んで言うと、すぐに食事が用意された。ベッドの横に。
身体は拭いてもらったのかべたべたしてはいなかった。シーツをかけられただけで全裸なのは変わらなかったが。
「食べながらでいいので聞いてください。まだ名乗っておりませんでしたが、私は宰相のセラスと申します。コーヤマさまが天使さまとは知らずたいへん失礼しました」
「……その天使ってなに?」
すごく嫌な予感しかしなかったが聞かないわけにはいかない。そうして聞かされた内容は、どこのエロ本の設定だと思うようなものだった。
曰く、『天使』とは30歳を迎えた時点で童貞の者を言う。
この世界で天使になる者は稀であり、大体15歳ぐらいで年上の者に手ほどきを受け童貞を捨てるのが一般的らしい。
天使は前を刺激されるより後ろの方が何倍も感じるのだとか。しかも尻の穴の中に男性自身を受け入れないと早めに死ぬ傾向にあるのだという。そういう理由で毎日尻の穴に男性自身を受け入れなくてはいけないらしい。
なんとそれは法律で決まっており、毎日天使の為に彼らはがんばってくれるのだという。いや、がんばらなくていいから……。
更にいうと、天使の尻の穴は「おまんこ」と呼ばれ他の人の尻の穴よりも具合がよく、天使もおまんこを犯されれば犯されるほど感度がよくなり、犯されたくてたまらなくなるらしい。もちろん天使自身や乳首をいじって更に感度をよくしたりすると、いつまでも若々しく長生きをするのだという。
「ですから、このおまんこをいっぱい犯させてくださいね……」
耳元で囁かれて僕は泣きそうになった。「おまんこ」って僕は男なのになんで!!
「て、天使とか……王じゃなかったんですから元の世界に帰してください!」
どうにかそう要求するとそれはできないと言われた。
「申し訳ありませんが一度この世界の者と交わった人は最低1年は帰すことができないのです」
「えええ!?」
なんてことだ。ということはセラスはわかっていて僕を犯したのか。
「そ、そんな……」
「王についてはまた近々召喚しましょう。さ、コーヤマさまが早世されては困りますので毎日私たちを受け入れてくださいね」
にっこりと、僕にとって絶望的なことを言う彼が悪魔に見えた瞬間だった。
それから僕は毎日いろんな男たちに抱かれることとなった。
自身を舐められ、達すれば白濁を甘くてうまいとみなに言われ更に舐められる。
乳首も舐めたり噛んだりこねられたり引っ張られたりして気がついたら真っ赤になり、大きくなっていた。最初はくすぐったかっただけなのにもう乳首を刺激されると感じてしまうぐらいになった。彼らの言うおまんこに男を受け入れて抱かれながら乳首をいじめられたらもうたまらなかった。おまんこはぐずぐずに溶け、乳首はじんじんと熱を持ち、自身はイきっぱなし。
騎士団と呼ばれる連中のイチモツはみな立派で、おまんこに突き入れられるたびイッてしまう。そんな、ところてんと言ってもいい自身を他の男に舐め啜られ、乳首をひねりあげられてもう涙と涎でとんでもないことになっていた。なのに彼らは一様に嬉しそうに僕のおまんこを犯すのだった。
「あんっ、あんっ、お尻、とけちゃうっ! とけちゃうよぉおお……」
「お尻じゃないだろ、おまんこだろ? よすぎてたまんねぇ……ずっと入れていたいぐらいだ……」
今日もベッドに突っ伏した状態で、後ろからとんでもなくでかいイチモツでめちゃくちゃに犯されながら僕は喘いでいた。男は傭兵団の中でもがたいがよく、彼自身を全くの痛みなしで受け入れられる人はほとんどいなかったらしい。天使ならば彼自身も受け入れられるだろうと言われ、その腕ほどの太さもある剛直をおまんこに突き入れられた、らあまりの快感にイッてしまった。
どうも最初に僕を犯した宰相を筆頭に天使のおまんこを犯すのはでかいイチモツを持つ者と決まっているらしい。この世界にも娼館と呼ばれる場所があり欲望を満たすところだが、規格外の大きさは倦厭されるらしく童貞でなくなった後は難色を示されることも多いのだとか。
「やんっ! おまんこ気持ちいいっ! 気持ちいいよぉおおっっ!! もっと、もっとぉ……」
「ああもう天使のおまんことんでもねぇっっ!! 一日中犯してえええっっ!!」
けれど天使のおまんこは男を喜んで受け入れるようになっているので、どんな剛直でも受け入れて感じまくってしまう。あまりに感じすぎて頭がおかしくなりそうだと時々訪れる宰相のセレスに訴えたら、「それは素晴らしいことです!」と感激されて半日ぐらい延々犯された。入れっぱなしで突かれまくるとおまんこの中が快感しかなくなり、抜かれた後じんじんしてなんでもいいからまた入れてほしくなってしまうのが困る。さすがに食事、入浴、睡眠時は免除されたものの、体内の老廃物は魔法のようなもので除去されるのでトイレに行く必要がなくなり、それ以外の時間のおまんこは男で満たされているのが当り前になってしまった。
そうして二か月が過ぎた頃、僕はいつになく沈痛な面持ちのセレスに突然部屋から連れ出されたのだった。
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