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第107話

久しぶりに良く寝た。 ベッドに運んでも腕を離さない三条と眠りについたのは22時過ぎ。 8時間以上も寝れたのか。 腕の中のあたたかな存在に頬が緩む。 明け方起きた様だが背中を叩いてやると寝付いたのが面白かった。 自然と笑みが零れる。 こんなでけぇのにな 餓鬼みてぇ 頬を指で撫でると擽ったいのか口角が上がった。 きっともう2度とこんな事はないだろう。 長岡は、三条のあどけない寝顔をしばらく堪能した。

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