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第175話
キスだけで頭を擡げたソレをゆっくり上下に摩る。
溢れる先走りを塗り込める様に亀頭を刺激するとくちくちとやらしい水音が響いた。
「んんっ…ふ、はっ…、きもちぃ」
「亀頭好きだもんな。
もっときもちよーくなろうな。」
「はっ、はっ、い、…」
爪先で尿道をカリカリと引っ掻けば更に声が高く甘くなる。
ふとんを握り締める手が白く見えた。
「まっ、まっ、てぇ…まさ、む、ぅくっ…ね、さんっ、も…きもちく、ひっ」
「甘やかすって言ったろ。
素直に感じとけよ。
ドロドロにしちゃる。」
「でも…あくっ」
言葉を遮る様にカリ裏を刺激する。
自分だけを感じて欲しかった。
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